四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

北陸新幹線と外資のスキーリゾート計画

2025年02月12日 | 京都府議会

12日㈬今朝は空気が凍るように冷たく、事務所のストーブをつけたら2℃。今シーズン最低だった。

 10時過ぎ事務所を出て、京都へ。12時半から自民党府議団の議員団会議に出席。

 13時15分から本会議。2月議会が開会し、知事による令和7年度当初予算案の提案理由説明が行われた。その後、全員協議会総務部長から議案の説明を受ける。

 全員協議会終了後、先議すべき議案についての常任委員会が開催されて質疑を行った。

 

 委員会の終了後、17時前に綾部に戻り、午前中に事務所に電話がかかっていた高倉町の自治会長さんからの府道関係の相談について対応。

 自治会長さん、そして土木事務所長と連絡を取り合ったが、要望箇所についてハッキリしない点があったため、現地を確認した上で自治会長さん宅を訪問。詳細が分かったので、土木事務所長に電話をして善処をお願いした。

 

■北陸新幹線と外資のスキーリゾート計画

 北陸新幹線に関して、長野県在住で友人の大関松男くんがある情報を教えてくれた。

「北陸新幹線沿線沿いのスノーリゾートでは外資ファンドによるスノーリゾート再開発事業も始まってますから、京都につなげたい人は、京都以外にたくさんいるんだと思いますよ」

「現在、高度経済成長真っ只中の東南アジアにとっては日本への旅行は夢ですからね。金沢延伸、敦賀延伸でここまで欧米豪、東南アジアが増えれば、京都関空へとつなげたい勢力もたくさん出てくると思いますよ。うちにくる外国人も大概は関空⇔成田羽田を動いてます。私個人的には、新幹線は敦賀までで十分だと思いますが😆」

 

 そうなのか…外資か…と思って、「北陸新幹線、外資、スキーリゾート」で検索すると「元GICの日本代表、2000億円をかけて妙高高原にスキーリゾートと高級ホテルの開発へ」という記事などが上がってきた。

 

 大関くんとは、私が東京で働いていた23才の頃、都議選の選挙事務所で知り合った。

 今は国民民主党の代表代行になっておられる古川元久さんから「源太郎くん、古川事務所からということでボランティアに入ってくれないかな?」と頼まれて、28才の民主党候補の事務所に手伝いに行っていた。

 大関くんは当時まだ大学生だったが、その後、実家の長野県湯田中温泉に帰って、家業の旅館を経営している。

 彼は私が府議になってすぐの2011年に「インバウンド」のことを初めて教えてくれた人でもある。

参考:2011年7月27日付blog「視察二日目」

 今でこそ「公害」とまで言われるほどになった「インバウンド」も当時は新しい言葉だった。「うちみたいな田舎の旅館でも、欧米からの外国人客で平日も満室です」と2011年当時の私たちには考えられないようなことを言っているので驚いた。

 

 なぜ彼が「インバウンド」を早くに知っていたかというと、彼の温泉の近くには地獄谷温泉があり、ここはサルが温泉に入ることで有名。その写真が欧米では「スノーモンキー」としてすでに有名になっていて、外国人が押し寄せていたのだ。

 大関くんとは日頃はほとんど連絡を取り合っていないが、時として大変有益な情報をくれる友人であり、彼が教えてくれた外資ファンドが北陸新幹線にも影響しているのかもしれないなと思って、記事を読み進めていくと「あれ?」と思った。

 これは「米原ルート」(それも複々線化)を想定している地図ではないのかな?

 そりゃ、外資が30年後にも完成しない「小浜京都ルート」を求めるはずはないな。上の方ではすでに「米原ルート」で話がついているのかもしれない。

 

出典:Former GIC Japan head Ken Chan to develop ¥20 billion ski resort in Myoko with luxury hotels


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