昼に綾部ロータリークラブ(浅倉修会長)の例会にお招きいただき、卓話の講師をさせていただいた。
6月議会での代表質問の内容から、《綾部市立病院の産婦人科》《綾部高校の普通科特進コース》の二点について、お話をさせていただいた。
直接お話をさせていただく機会というのはありがたい。
なかなかブログや新聞には書きにくいことも、現場では説明しながらお話しすることができる。
“生”でないと、話せないこともありますので、ぜひ、府政報告にお招きいただけましたら幸いです。よろしくお願いします。
午後は《げんたろう新聞》の制作。府民公募型公共事業で採択された案件をご報告しようと思っている。
夜は、妻が友達と会うので、子ども達の相手。
「ご飯を食べて風呂に入って、早く寝かせるように!」と言われている。うまくいくだろうか?
朝、里町自治会からの道路整備要望に関し、土木事務所の現地説明に立ち会った。
吉美の塩見麻理子市議から、以前からの改善要望が府に届いているのか確かめてほしいとの話があった。
府の担当者も自治会の役員さんも数年ごとに代わられる。
要望なのか、意見なのかがハッキリしにくい場合など、口頭だけではしっかり伝わっていないこともある。
「要望したが、なしのつぶてだ」「要望書の返事がない」「回答に納得がいかない」ということがありましたら、お気軽にご連絡下さい。
地元の市議さんにお声がけいただきましても、しっかりパイプがつながっていますので、疑問や質問がありましたら、お気軽にお寄せ下さい。
午後、舞鶴の中丹広域振興局に行った。下京区の小巻實司府議がガソリンを使わない発電機を販売している方と一緒に、デモ機を持って紹介に来られた。
災害時などの非常用電源としての提案だった。
先月の福知山での事故もあり、ガソリンを使った発電機は扱いに危険がある。京都府や舞鶴市の関係者、福知山の井上府議と共に、デモ機を見せてもらって説明を受けた。
もう少し出力が上がって、値段が変わらなければ、相当普及するのではないかと思った。
夕方、木下芳信市議からの連絡で、上野団地自治会の方々からの要望を聞きに行った。京都府住宅供給公社の八木秀夫所長にも来ていただいた。
下を流れる田野川がえぐれているところもあるようだったので、河川砂防室に連絡して、一度、調査をしてもらうよう要請した。
朝8時前に綾部を出て、9時半には府議会へ。
10時から、水対策環境課の吉田課長、水口担当課長と会い、合併処理浄化槽や水洗化を進める方策について意見交換。
過疎地の一人暮らしの高齢者で、子どもさんが家を継いでくれるあてもない場合、数十万(宅内改造を含めると数百万以上)を払ってまで合併処理浄化槽を入れられないという話を聞く。
ただ、川の浄化や環境改善のためには、本当は全ての世帯で水洗化を進めていかなければならない。補助金をもっとうまく使う方法があるのではないかと提案。
11時から、議会運営委員会に出席。11時半から、内藤文化学術都市推進監と懇談。
12時半から団会議。城陽市長選挙で当選された奥田敏晴前府議が安藤代議士、園崎市議と共にご挨拶に来られた。
日焼けして力強さが増した奥田先生は城陽の未来のために頑張る!と決意を披歴された。
13時半からは議会改革検討小委員会に出席。
15時半からは、自民党府議団の農林水産部会を開催。副部会長(林業担当)として、《森林環境税》についての講師を務めた。(写真は兎本府議のブログより)
視察最終日。マレーシアに進出している京都企業の現地工場を訪問した。
午前中は、鶏卵の選別包装機などで世界的なシェアを誇る㈱ナベルのマレーシア工場。
丸山勉社長にはわざわざ、日本からマレーシアに来ていただいて、現地の李社長共々、丁寧にご案内していただいた。
午後は、オムロン㈱マレーシア工場へ。オムロンマレーシアの江崎社長から、事業概要をお聞きし、工場内も丁寧にご案内いただいた。
2社ともマレーシア人との関係も良好で、東南アジアにおける拠点工場として機能させておられることがよく分かった。
視察日程を終えると、夕方、クアラルンプール空港に到着。シンガポールで乗り継ぎ、午前2時前にようやく日本に向けて飛び立つことができた。
視察5日目。クアラルンプールは朝から雨。でも、すぐに上がる。
マレーシア政府がIT企業を集めている新都市《サイバージャヤ》と首相府など政府機能が移転している《プトラジャヤ》を視察した。
規模がものすごく大きい。《サイバージャヤ》にはNTTもデータセンターなどの拠点を置いている。
マルチメディア大学もこの中にあって、バスの中に案内の方に乗ってもらって見学した。
《プトラジャヤ》はマハティール首相が周囲の反対を押し切って進めた“首都移転事業”。政府機能は経産省、国防省、公共事業省を除いて、すでにクアラルンプールからここに移っている。
最初は反対もあったそうだが、結果的にはクアラルンプールが手狭となり、土地を有効に活用できるので、良いのではないかという評価をされる方もあった。
人造湖に浮かべてある船の中で、説明と歓迎昼食会があった。
船の上から、首相府やモスク、州の王様の屋敷など、新都の様子もよく分かった。
船から降りて、帰りにはモスクも見学した。イスラム教の寺院には初めて入った。
クアラルンプールに戻り、夕方にはJETROクアラルンプール事務所の池下所長の話を聴いた。
マレーシアの政治状況や選挙結果の分析なども聴かせていただき、興味深かった。
3日目も終日、シンガポールの視察。
JETROのシンガポール事務所、シンガポール政府観光局を訪問。
午後は、3つのビルの上に船型のプールが載っている度肝を抜かれるような“ホテルマリーナベイサンズ”を見学。
サービス責任者のジェラードさんがホテル内を案内して下さった。
日本と違って地震がないので、大胆な設計が可能なのだろう。シンガポールとマレーシアでは、至る所で“クロカワ・キショウ”という名前を聞いた。建築家・黒川紀章氏が大活躍しておられたようだ。
ラスベガスのサンズグループが、数千億円をかけて建設したこのホテルは、5年でペイする予定がそれよりも早まるほど大人気で、95%以上の稼働率だとおっしゃっていた。
ホテルの上から港を見ると、すごい数のタンカーが停泊していた。
ホテル内には大きなカジノもあった。(写真撮影は不可)
お金持ちに遊んでもらって、お金を落としてもらうために、日本にもカジノが必要ではないかと感じた。
“リゾートワールドセントーサ”というリゾートホテルのカジノも見学し、1億円以上持っていなければ入れないというVIPルームも見せてもらった。
このリゾートには、水族館やユニバーサルスタジオ、大きなコンベンションホールもあった。マレーシア資本の経営だということだった。
2日目。朝、出発前にホテルの周りを歩いてみた。信号機が車優先なのか、歩行者はなかなか道路が渡れない。バス停に“綾鷹”の宣伝があった。
最初は、自治体国際化協会(クレア)シンガポール事務所を訪問。シンガポールの政治・経済について、レクチャーを受けた。
シンガポールは法人税の優遇、相続税・贈与税なしなど、企業や富裕層には様々な恩典があることがよく分かった。
続いて、バイオポリスという医薬・化学などの研究拠点にあり理化学研究所の所長さんから話を聴いた。
シンガポールでは、小学4年生で一斉試験があり、その成績で将来、大学に行けるかどうかなど、ほとんど人生が決まってしまうそうだ。
お金持ちの外国人を招くのには熱心だが、もともとのシンガポール人はだんだん疲れてきているという新聞記事を紹介していただいた。
「国民の多くは、もっとゆっくりした人生(生活)を望んでいる」という見出しがあった。
日本の大学で海外に研修室を持つのは先駆的なことらしい。
経費もかかるが、世界での大学ランキングを上げていくためにも、早稲田は先行投資をしているようだ。日本を代表する私学として、ぜひ頑張ってほしい。
バイオポリスにある高いビルから周りを見渡した。
たくさんの建築中の建物、港には多くのクレーンがあり、活況を感じた。
少し早く視察が終了したので、“マーライオン”を見学した。“世界三大ガッカリ”と言われているが、先入観もあったのか、そんなにガッカリはしなかった。
9月1日~7日の日程で、京都府議会の海外調査に参加した。60名の議員のうち、約3分の1が今期のメンバーに選ばれ、ヨーロッパ班と東南アジア班に分けられた。
僕は、東南アジア班に割り当てられ、シンガポールとマレーシアを視察した。
京都府議会で東南アジアに海外調査に行くのは、今回が初めてのことだ。これまでは“先進地”といえば、欧米やオーストラリアなどだったが、今回、成長著しい東南アジアに調査団が初めて派遣されることになった。
1日は朝5時前の電車で京都に行き、関空から飛行機に乗って、シンガポールのチャンギ空港へ。夕方、ホテルに入った。
蒸し暑いが、京都とほぼ同じくらいではないかと思った。
夜、同行した石田宗久府議の中・高時代の同級生が現地で広告代理店を経営しているとのことで、ご紹介いただいた。
18年程、シンガポールに住んでおられて、現地の事情などについて色々と教えていただいた。
その方の会社は、綾部の西方町で古民家を買って、社員の保養所として使っていただいているようで、綾部にも何度か来られていると聞いて、不思議な縁を感じた。
“カトン”という地区にある自宅も見せていただいた。伝統的なシンガポールの家を改装して住んでおられた。奥さんにもご挨拶した。奥さんも綾部に来られたことがあるそうだ。