今日はマラソン大会で… ある運転士さんは“最初に某路線を片道だけ走って… その後、本来ならば走るべき路線が運休のため、そのまま2時間以上の昼食タイムに入った”とか… ある運転士さんは“朝から仕事のはずが、昼からになった”とか… その他いろいろ…
残念ながら、私はマラソン大会とは無縁の路線ばかり走っていたので、それに関しては何もなし… ただ、私が走っていた路線と、ある路線の迂回ルートと重なっていた交差点を通ったら、私と同じ制服を着た人が“案内板らしきモノ”を持って立っていた。迂回してくるバスの間違いを防ぐために…
さて、話は変わって昨日の午後… 某総合駅に向かって走っていた。途中まで2分遅れという、まずまずのペースで… ところが、ある大きな交差点を過ぎたあたりから「あれ? 意外と乗客が多いなぁ~」と思っていたら… その次のバス停にも、その次のバス停にも… 20人くらいの乗客が待っていたのである。
なんとか扉を閉めて発車して… 「ピィー!」と降車ブザーが鳴り… 次のバス停に到着したのだが… そこにも10人以上の乗客が待っていた。私が「困ったなぁ… 乗れそうもないなぁ…」と思いながら両扉を開けると、中扉(降車口)から次々と人が降りて行くのが見えたので、「やったぁ~、これで何とかなりそうだ」と思ったのだが… 甘かった。
それは、奥の方に座っていた人が降りやすいように、中扉付近の人たちが“道を開けるために”降りただけ… バスから降りて離れて行ったのは1人で、他の人たちは再び乗り込んだのだった。結局、待っていた人をすべて乗せることは叶わず… 気が付けば、すぐ後ろに同じく某総合駅行きのバスが来ていたので「すいません、後ろのバスに~」と案内した。少なくとも、私のバスよりは空いていたはずだから…
また、別系統で某総合駅に到着した時… 最後に降りようとした一人のおばさんが、車内ミラー越しに私を見ながら「あの… 寝てらっしゃる…」と言ったので、私は運転席から身を乗り出して車内後方を見た。すると、すっかり寝入っている若い女性が見えたので、「あぁ、それじゃ~ 起こさなきゃ…」と答えていたところ、その声が耳に入ったようで、女性はパッと目を開けて頭を上げた。
それを見たおばさんは安心した様子でバスを降りようとして… 私はおばさんに「ありがとうございました」と言い… 寝起き顔の可愛い女性は無言で立ち上がり、恥ずかしそうに降りて行った… しかし、バスを降りてからは、何か言いたそうな雰囲気だったのだが…??? へい、彼女! ラブレターは年中無休で受付中! ハハハ…(あぁ、また妄想の暴走が始まったか… 他人の振り、他人の振り!)