新しくなったのはコンピューター音声による案内だけではない。これまでの営業所との通信手段と言えば… 車載無線機(半弊社の場合は営業所からバスへの一方通行!)と、自前の携帯電話であった。しかし、新たに“メールのような役目を果たす機械(ま、これも一方通行だけど…)”が、運転席の背後に設置された。
これまでは、食事休憩などでバスから離れている時に、無線で“迂回指示などの連絡”が流れた場合、聞き逃すことになってしまったけれど… これからは、バスに戻った時に“メール”をチェックすれば問題ないのだ。新着メールを、運転席のランプ点灯&その機械からの音声で教えてくれるので、ボケな私でも気が付かないことはない(と思う)。
また、それを使って営業所との通話もできるようになった。ただし、運転席の背後に設置された機械に向かって会話をすることになるので、運転席を立たなければならず… 完全弊社のバスで使っていた無線機のように、信号待ちなどの短時間でササッと連絡… とはいかない。
さらに、ずっと心配のタネの1つだった“緊急地震速報”が、運転席のランプ点滅と共に、運転席の背後に設置された機械から音声が流れるようになった。とりあえず、これで一安心… ん? しかし、これは委託されている営業所(半弊社)のバスの話で、完全弊社のバスは…???
これらの新しいシステムについて、「まだ体験していないので、早く使ってみたいなぁ~」などと考えながら、某転回場で背後の機械を見てみたら、その機械のタッチパネルに“何とかボックスとの通信異常”というオレンジ色のエラーメッセージが… 私は「あぁ、使えるようになるのは4月からなのかな?」と思って、特に気に留めなかった。
だから、昨日の「地下鉄が止まっています」「地下鉄が動き出しました」という無線が入った時も、「あぁ、やっぱり… この機械が使えるようになるのは4月からだから、これまで通りの無線機で連絡しているんだ」と思っていたのだが… 夜、乗務を終えて営業所へ戻ったところ… 点呼場に機械の設置をした会社の人が“私が見たエラーメッセージの件”で来ていたのである。どうやら、他のバスでも多数エラーになっていたようで… なるほど、ホントは使えるようになっているはずなんだぁ… ハハハ…
それと、例のコンピューター音声による案内について… 終点の降車停から待機場所へ移動を開始すると「おい、ちゃんと車内確認やったか? このヤロー!」と流れ… ん? まぁ、ちょっとニュアンスは違うけれど、まぁそんな意味のことまで流れるようになった。が、そう言われて「あっ!」と思っても、そこで急に止まったら危ないよなぁ… ハハハ…
それとそれと、全員に貸し出されているアルコールチェッカーについて… 「アルコール以外にも反応する」という話ばかり聞かされていることは、これまでにも書いた通りである。さて、今朝… 一枚のピザパンをレンジでチンして食べた時に「ん? アルコールっぽい雰囲気が口の中に広がったぞ」と思ったので、試しにアルコールチェッカーを使ってみたところ… 「0.04」という数値が出たのである。
私は「おぉ~、ホントだぁ~。出るんだぁ~!」と思いながら、もう一度すぐにアルコールチェッカーを使ってみたところ、「0.00」になっていた。その後、小倉マーガリンのパンを食べた時に、「これはアルコールっぽくないけど…」と思いながらやってみたところ、なんと「0.14」という数値を叩き出したのである。が、もう一度やってみたところ「0.06」になり、さらにもう一度やってみたところ「0.00」になったのだった。あぁ、こんなの大人… 否、子供のオモチャだろ? ハハハ…