バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

今日は余裕だと思っていたら…

2014年03月26日 22時21分05秒 | バス運転士

今日の午後… 学生さんは休みだし、朝からずっと雨だし、もともと乗客が少ない路線だし… 「余裕のヨッチャンだぜぃ!」と思っていたら、営業所前ターミナルを出て東へ行った最初のバス停に複数の人影が… そこで乗降客扱いをしたのは、この2年間で数えるほどなのに…

その人影は6人の中学生だった… 私がバスを止めて前扉を開けると、先頭の男子が慌てた様子でスポーツバッグの中に手を入れてゴソゴソと… 3人の男子がそんな感じだったので、そこだけで約1分の停車となってしまった。が、私は「この路線は時間に余裕があるから、これでちょうどいいくらいだ」と思った。

しかし、すぐ次のバス停でも5人の中学生が待っていて… やはり3人の男子がバスに乗り慣れていなかったのか、バスに乗ってから財布を出して… 小銭を探して… 見つからずに千円札を出して… そんな感じだったので、行けるはずだった青信号が赤になってしまった。が、それでも私は「途中まで1~2分遅れていても、最後には定時になる路線だから… まだまだ余裕だろう」と思った。

んが! いつもは2つか3つはバス停を通過して行くのだが… そういう時に限って、1つも通過できず… すべてのバス停で止まって乗降客扱いを… おまけに「1日乗車券ください」とか「ICカードに入金お願いします」とか… 10円玉を一枚ずつ丁寧に運賃箱に入れる中学生も現れて… 結局、終点の某駅には5分遅れで到着… もともと折り返しの発車まで“3分”しか取ってないので、某駅の発車が遅れてしまった…

あぁ~、春休み… 今月いっぱいは、あちらこちらへ遊びに行く中学生たちが乗ってくるのかなぁ… ん? いや、来月になったらなったで、バスに乗り慣れていない1年生が現れるんだよねぇ… 最初は“中学生が高校の制服を着ている感じ”で初々しいんだけど、いつの間にか“心身ともに高校生”になって可愛くなくなるんだよなぁ… ハハハ…(そういうオマエの学生時代は、最初からオッサンだったもんな。ハハハ…)