営業所前ターミナルの北側と東側はL字型の鋼鉄製フェンスで囲まれていて、東西方向に長い北側のフェンスの外には営業所の建物がある。そして、そのフェンスの2カ所に扉が付いているのだが… 大抵の場合、事務所や休憩室が近い“西寄り(ターミナルからフェンスを見て左方)の扉”を使っている。
その扉の“右端”にはドアノブと一体化しているロック解除用ボタンが付いていて、我々関係者は暗証番号などのボタン操作をしてからドアノブを“反時計回り”に回して扉を開け、出入りしているのだが…
先日、久しぶりに“東寄り(ターミナルから見て右方)の扉”から入ろうとしたところ… なぜかドアノブが回らず扉が開かなかったのである。私は「あれ? 暗証番号を間違えたかな?」と思って、もう一度やってみたのだが… やはりドアノブは回らなかったのである。
私は「そういえば、以前にも同じことをやっていたような?」と、そこでちょっと思い出したことがあり… ドアノブをよく見たら、“時計回り”の矢印に“開く”と書いてある小さなシールが貼ってあった… そう、なぜか西寄りの扉のドアノブとは逆回りで開くという…変なことになっているのだ。
それなのに、ボケな私は今日も“東寄りの扉”で同じミスをやってしまい… その後「今回はしっかりと確認しておこう!」と思って西寄りの扉へ… ちょうどその時、バッタリ会った運転士さんに「ここの扉のドアノブが…」という話をしたら、「僕もあっち(東寄り)の扉を開けられなくて、恥ずかしい思いをしましたよ」と言ったのである。
そこで、2人揃って西寄りの扉のドアノブを確認してから、すぐに東寄りの扉へ行って… 「やっぱり逆だね」と再確認した。だから、いつも使っている西寄りの扉を開けるように東寄りの扉のドアノブを回しても、“閉まる”の方へ回しているわけだから開くわけがないのである。
「同じ会社のドアノブなのに、なぜ…???」と、しばらく考えていた私はようやく気が付いた。ターミナルから見た場合… 西寄りの扉のドアノブは右端に付いているけれど、東寄りの扉のドアノブは左端についているのである。そう、扉の開き方が異なるのだ。だから… なんだ… 構造が同じドアノブでは… あの… 出っ張りが… 右で出ると左で出ないという… あ~、何を言ってるのかよく分からん!
それにしても… 新しいメール機器は相変わらずちょくちょくエラーが出るし… 今日、改善された“デジたこ”の取り出し方法をやってみたら、データが折れ線グラフしか出なくて、いつも60~70点くらいの私なのに100点満点が出たし… 今回の“ドアノブ”の件だって、最初にフェンスを作った時に扉の取り付け方を間違えただけ…??? ま、それらがボロボロだったとしても、バスの運行には支障なく… お客様には関係ないから良しとしよう! おやすみなさい…