バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

便秘脳、そこで出すと危険!

2014年03月29日 22時46分13秒 | バス運転士

昨日の昼前の某総合駅で、一人のお爺さんから「▲▲へ行きたいんだけどなぁ~!」と言われた私は「それならば◎◎停が近いので~(○○系統のバスに乗って下さい)」と答えようとしたのだが、が、が… 頭の中に◎◎停付近の風景は出てきたのに、バス停の名前が出そうで出なかった。

私が「え~っと… あの…」と必死こいて思い出そうとしていたところ、お爺さんは「◆◆5丁目の辺りなんだけど、◆◆5丁目には行かないの?」と言ったので、それに対して私が「行かないんですよぉ…」と答えると、お爺さんは「チッ! なんだよ…」と言いながらバス乗り場のベンチに腰かけたのだった…

昼後の某総合駅のバス乗り場で… 今度は、その◆◆5丁目から◎◎停を通って某運動場へ行く路線だったので、私は「あぁ、そういえば… さっきのお爺さんはココへ来る予定だったんだよなぁ… どうしたかなぁ~」と思いながら出発した。

そして、コンピューター音声が「次は◎◎停~」と流れた時、私は「そうそう! なんで、この名前が出てこなかったのかなぁ~!」と悔やむと同時に「ここと◆◆5丁目は近いようで遠いような… ホントに▲▲は◆◆5丁目の近くなのかなぁ~???」と思っていた。

そして、降車ランプ未点灯&バス停に人影がないことを確認しながら「◆◆5丁目、通過しまぁ…」と言ってしまい… すぐに「あ、すいません。▽▽ですぅ…」と言い直して通過した。車内は「シ~ン…」と静まり返っていて… 私は「お笑い芸人のギャグが滑った時って、こんな感じなのかな?」と思った。

今回は特に問題なかったけれど… もしも、これが“バス路線の分岐点直前”だったりするとヤバかったりする。だから、分岐点直前には何度も自分のバスの行き先を確認するようにしているのだが… やっぱり、たまぁ~にあるんだよねぇ… モヤモヤとかムカムカとか眠気とか疲れとか… それらが重なって「フッ」と抜けることが…

これまでココにも書いてきたけれど… ウン良く、これまでの私は「あぁ~ 危なかった!」で済んでいる。こればかりは「慣れれば大丈夫!」というものではなく… 逆に「慣れたら慣れたで危ない」とも言え… この緊張感は、めでたく定年退職するまで続くのだ。何かあると「定年退職したバス運転士は…(以下略)」なぁ~んて言われるのも、分かるような気がする。私も“繊細な神経&ガラスのハート”だから危ないかもしれないなぁ~ ハハハ…