今日の勤務は昼からで… 私は「とりあえず某地区巡回バスを3本走りつつ、徐々に“自分のエンジン”を温めて…」と思っていたのだが、その“とりあえず”の1本目が大変だった! と、と、と、その前に… 私は2番乗り場の次発だったので、待機場所で待っていた。
すると、1番乗り場に車椅子の人が… そして、その人が乗ろうとしているバスは“以前、私が車椅子乗降用スロープで悪戦苦闘した”バスで… 案の定、その運転士さんも「あれ? 出てこない…」という感じだったので、私がスロープを出した。こんな私でも役に立てた珍しい瞬間だった…
さて、スロープを片付けて自分のバスに戻り、1番乗り場のバスを見送りながら準備をして、2番乗り場の先発バスの発車を見届けたのだが… なぜか、まだ2番乗り場には大勢の人が… 私は「え? 次は巡回バスだけど… きっと何かの間違いだろう」と思っていた。
しかし、そんな希望的観測が通るはずもなく… 私がバスを乗り場に着けて扉を開けると、続々と乗ってきたのである。しかも、いつも使っているバスが故障とかで… 一般的な大型バスよりも小さな中型バス… それよりもさらに小さな小型バス(いわゆるチョロQタイプ)だったのに…
約20人の中学生くらいの子供たちと、付き添いと思われる大人が数名… もちろん、いつものお年寄りも続々と乗車… それだけで、バスは超満員になってしまった。そうなると、途中のバス停で止まる度に、人の乗り降りで時間がかかり… 加えて、私の運転も慎重になっていた。なぜならば、今日の勤務の前に運転士ミーティングに出席して“急ブレーキによる車内事故の映像”を見たばかりだったから…
また、バスが遅れ始めた時には信号のタイミングまで合わなくなるもので… さらに、いつもはいないような駐車車両や右折車によって足止めを食らって… 結局、途中から10分以上も遅れてしまい「お待たせしてすいません~」&「大変遅れましてご迷惑様~」の繰り返しとなってしまった。
が、幸いなことに、誰からも「何分遅れとるんだぁ~!」などと言われることはなかった。皆さん、良い人ばかりで… えっ!? オマエの顔が怖くて、何も言えなかったんじゃないかって? いや、そんな… う~む… やっぱり“どんな表情をしても笑顔にしか見えない顔”に整形しようかな? ハハハ…(それはそれで、謝らなければならない時に怒鳴られるわ!)