4月11日、私達のフォトクラブを指導して下さっている先生のお父様がお亡くなりになり、クラブを代表して余市までお通夜に出かけることになりました。お父様の千葉龍和さんは、中学校の教職員として絵の指導をされた後、道展の水彩画の会員として活躍され、審査委員などもされていました。
我が家には大きな水彩画2点が飾ってあり、気に入ってずっと置いてあります。96歳とはいえ、人の命は儚いものです。
この日、あまりに穏やかな春日和のお天気になったために、、早めに家を出て、積丹半島をドライブすることにしました。 岩内から日本海側の海岸線を上っていくと、道路際には残雪はほとんど無く、あちこちに「フキノトウ」の花が咲いていました。
時々トンネルをくぐりぬけて海岸線を走ると、蟹のハサミの様な大きな奇岩が目にとまりました。岩の上に数羽のカモメがとまっていました。
番らしい2匹のかもめ(ごめ)が目にとまりましたが、逆光に影絵のように見えていました。
太陽が水面に当たって、水がキラキラと輝いてとても綺麗です。
水の輝きに気を取られて写真を撮っていると、レンズの中の大きな岩場の上で灰色の小さなものがたくさんうごめいているのに気がつきました。
反対側から順光でカメラを覗くと、何と、たくさんのかもめ(ごめ)が岩を埋め尽くすように羽を休めていたのです。