しばらくブログをお休みさせていただきました。ご心配して下さった方もいらっしゃって、感謝しています。
実は4月10日に鼻空からの胃の内視鏡検査を受けたのですが、その1時間半後、少しおかしな症状になってしまいました。
お昼にピザとコーヒーを注文しましたが、コーヒーを口からこぼしてしまうのです。更に、右目を閉じて、左目を開けることができません。すぐに病院に連絡を取って、先生の指示に従い、翌日倶知安厚生病院で診察を受けました。
最終的には耳鼻科で診察を受けて、「顔面神経麻痺」で、「内視鏡の局所麻酔の影響などはないと思われます。この症例では、治療指針が決まっていて、1週間の点滴と服薬を行いますので、出来るだけ早く入院して下さい。」と、言われました。
「ベル麻痺」という特発性麻痺で、循環障害や神経の腫れによっておこり、ヘルペスウイルスによる神経炎もあり、何らかの影響で急に免疫機能が落ちて、脳からの指令を受けて目、鼻、口などに伝達する神経系が攻撃を受けて麻痺が生じているとか・・・・・
症状(4月13日入院)
*右目を閉じたり開けたり自由にできない。目をしっかり閉じられない。瞼が下がる。涙が出る。
*あいうえおの口の形がゆがむ。右端が動かず、しっかり閉じられない。特に「ぱぴぷぺぽ」の発音がで
きない。ストローを使用時は、左端で固定してやっと飲むことが出来る。歯や舌は動くので、食べるの
は困らないが、右側から左側に食べ物の移動が難しい。
*両方のほっぺを膨らむことが出来ないなど・・・・・顔右半分の麻痺です。
治療
一日3回、抗ウイルス剤や循環を良くする薬を点滴し、多量のステロイド剤を服用して減らしていくと言う方法で、顔を温めてマッサージをするというリハビリを並行しました。
経過
入院後3日間は少し悪化しましたが、幸いにその後7日目頃から少し目と口に改善傾向が見られはじめて、ホッとしています。
病院の窓からは羊蹄山がくっきりと見え、周囲は雪がほとんど残っていませんでした。建物や道路は雪解けが早いようです。