現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

世界のトップでもエコノミー!?

2011-07-19 11:53:49 | 社会問題
世界の頂点に立った「なでしこジャパン」。
そのメンバーに、優勝ボーナス「300万」が支払われる
とのこと。「エッ!?」と耳を疑う。2桁違うのでは?
プロ野球やゴルフの世界で、世界のトップなら3億だ。

「戦後強くなったのは 靴下と女性」と云われたのは、
もう50年も昔。それから半世紀、ホントに今は 女性の
時代。

ああ、それなのにサッカー界は、未だに「男尊女卑」か。
「日本サッカー協会」の規定では、W杯優勝ボーナスは、
男子の3500万円に対し、女子は150万円。しかし、
今回、優勝賞金100万ドル(約7900万円)を
代表全選手21人で分配することにし、優勝ボーナスを
規定の倍の300万円程度に引き上げるという。
しみったれた話だ。

エースの、沢 穂希でさえ、年俸は360万円程度。
多くの選手が社業を兼ねたり、コンビニのレジ打ちなど
アルバイトで生計を立てているという。

凱旋帰国の飛行機も「エコノミークラス」。男子は、
監督がファーストクラス、選手はビジネスクラスで
移動することになっているという。「せめて、帰りは
ゆったりと、ビジネスクラスで」という彼女たちの
願いも聞き入れてもらえなかったようだ。

こういう、スポーツ界の協会の「フェアーでない、
おやじ体質」が、私はどうも好きになれない。



優勝するには それなりの理由が

2011-07-19 10:02:01 | 社会問題
なでしこ快進撃でボーナス増額! バイト生活から卒業か(夕刊フジ) - goo ニュース

スポーツ音痴の私、女子サッカーチームが世界の
頂点に立つとは、寝耳に水だった。

「まさかの銀はあっても、まさかの金はない」とか。
優勝するまでは、それなりの長い道のりがあったはずだ。

「代表チーム」が結成されて30年というのも知らなかった。
「体格と体力」でどうみても劣る日本女子が、世界の頂点に
立つなんて、私の中では「まさか」だった。それが、今回の
W杯では、試合前から「ひょっとして優勝の可能性も」と
期待されていたらしい。それほどまでに成長していたのだ。

勝因をさぐれば、選手の大半が、早くから海外に出て、
外国のチームに入籍し、「国際的」な経験を積んできた
ことも一因とのこと。

そういえば、日露戦争の勝利の一因も、広瀬武夫や
秋山兄弟らが、早くからヨーロッパ、ロシアに留学し、
国際感覚と知識を学んでいたことにあった。

「敵を知り、己れを知れば、百戦危うからず」。
対戦相手のことも研究し尽くした上での、監督の
「勘」と「読み」が的中しての勝利だったようだ。