現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

牛にも負ける虚無僧

2011-11-05 18:37:04 | 虚無僧日記
「責めず、比べず、思い出さず」を座右の銘に
している私だが、つい比べてしまう。それだから
こそ「責めず、比べず」がモットーなのだ。


今日の比較は、岩津天満宮にお参りした時のこと、
境内には、あちこちに「牛」の像が祀られてあった。
石や木、ブロンズで作られた像だ。

作り物の牛は何も言わないのに、前に置かれた
「三方」には、100円玉がいっぱい。もちろん
“盗もう”なんて 輩は絶対いない。そういう
不心得な気持ちを起こさせない“気”が みなぎって
いる。

片や、尺八吹く虚無僧の賽銭箱には・・・・・・。
この差は なななな なんなんだぁ。

やはり、精進が足りんのか。人々を精神的に
救える人になるには、何が足りないのだろう
と自問自答、自責の念にとらわれる私。

「断捨離」教

2011-11-05 18:23:30 | 虚無僧日記
「だんしゃり教」の教祖「やました ひでこ」様のご宣託。

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断捨離とは、片づけという物理世界を通して、
頭とメンタルを整理すること。

この方法を身につければ、メンタルに悪影響を及ぼす
余計な感情や、その元になる悩みか解放される。

「家が片づく」ことによって、
・人生に希望が持てるようになる
・自信がつく
・明るく快活になる
・朝、スッキリ目覚め、一日元気に頑張れる
・明るくなり、周りを照らす花のような存在になる
・風邪をひいたり、お腹を壊さなくなくなり、体調がよくなる
・自分で自分が好きになり、褒めてあげられるようになる
・罪悪感や申し訳ない気持ちからラクになる
・お酒の量が減る・過食がマシになる
・ぐっすり眠れる

といった変化があなたに訪れることでしょう。
そして、

・質の高い友達の数が増える
・仕事のチャンスが増える
・お酒の量が減る
・これまで着たくても着られなかった「グレードの高い」洋服が着られる
・捨てられる自分になって、

などといった幸運を招き入れる可能性がアップするはずです。

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「断捨離」は 仏教思想に由来している。ヨガとも関連する。
これも「ダンシャリ教」という宗教のようなものである。私も
これで十分救われた。仕事もバンバン来るようになった。

「捨てるなんてもったいない」「欲しいものを手に入れ
たいために頑張れるのでは」と 批難攻撃する人もいる人も
いるらしい。世の中、明と暗、正と邪、相反するものがいて
面白い。

信ずる者だけが救われる。

信心とは?

2011-11-05 12:01:06 | 虚無僧日記
受験で「天神様に願かけに行く」というと、
A子さんが「私はそんなの信じないわ」と。

たしかに、お賽銭を入れて、二礼二柏手一礼
しただけで、すべてが、思い通りに叶うとは
誰も思っていない。それでも神社にお参りする
人が絶えないのはナゼだろう。

服部宮司の「祝詞(のりと)」の中に、その
ヒントがあった。「試験に臨み、心落ち着け、
筆を誤(あやま)ることのないよう」と。
なるほど、神社に祈願したことで、試験に
臨む心構えが座る。心落ち着けて問題を解けば、
ポカミスをすることがない。

そして「祝詞」では、「ひたすら慈しみ育てた
わが子を思う親心に、神も感じられ」という
ような文言があった。

子供のことを一心に思って、子供のために
神社にお参りし、なにがしかの「玉串料」を
捧げる。そのことで、子供も「頑張って勉強
しよう、親の期待に応えよう」という心が
湧いてくる。

「神社にお参りしたから、もう大丈夫」と
勉強も努力もしない人なんか いないはずだ。

さてさて、「神の加護」「神仏のご利益」に
期待する気持ちも無いわけではない。
「偶々勉強していたところが出題された」とか、
「どっちか判らなかったが、一かバチか選んだ
方が正解だった」というようなことは確かにある。

それが「神仏のおかげと」思えるかどうかが、
その人の信心か。

すべてを「神仏のおかげ」と素直に喜べる人は
日頃の生活も幸せに見えると 私は思うのだが。


信仰の対象「天皇皇后」

2011-11-05 08:54:42 | 虚無僧日記
11月3日は、本来、明治天皇の誕生日で「明治節」。
岩津天満宮の「明治節と学業講」を兼ねた大祭に
招かれ、「直方(なおらい)」の前に、宮内庁制作の
「天皇皇后両陛下」のDVDを見せていただいた。

平成19年度の作で、両陛下が阪神淡路大震災や
中越地震の被災地を見舞われた時の映像。

途方に暮れ、放心状態で、生きる気力も失い、
避難所で寝たきり状態にあったお年寄りが、
天皇皇后両陛下がはいって来られると、皆
起き上がって、毛布の上に正座して迎えた。

両陛下は、避難所に2時間も滞在され、お一人
おひとりに優しく声をかけられた。すると、
皆 手を合わせて伏し拝み、「生きる力を
いただきました」と涙を浮かべる。

これまた感動だった。「首相や大臣が被災地を
視察に訪れても、このような感動は得られな
かった」と現地の人の声。

戦後「天皇を現人神(あらひとがみ)」と崇拝
することに、批判と抵抗を超え“嘲笑”の声
まで聞こえる。だが 「天皇は、政治で国民を
救うのではなく、国民の精神的支えとして
あるべき」という美智子皇后のおことばも
紹介され、服部宮司から「天皇皇后こそ、
私たち神官の頂点です」との説明に納得。

上原愛加の『プリンセス・レッスン』という
本がベストセラーになっている。「世界一
愛される人になるために、自分をプリンセス
と思い込むこと。プリンセスだったら、どの
ような言動がふさわしいか」を説いた本だ。

まさに、「プリンセス美智子皇后」こそ、
国民の多くに愛される手本を示してくだ
さっている。



岩津天満宮 服部宮司様

2011-11-05 08:32:44 | 虚無僧日記
岩津天満宮は、東名高速を豊田から岡崎に向かう
途中にあり、学業の神様として、愛知県の人ならば、
受験前には 大抵 訪れるという名刹。

マネージャー鈴花の長男「一珍君」の時 お参りし、
見事、名古屋大学医学部にストレート合格できた。
今年は長女「ナナお嬢」の進学で、私が車の運転手と
なって同行した。

「ご祈祷」では、服部宮司様が、朗々とした美声で
「祝詞(のりと)」を上げられた。その内容が、実に
心がこもり具体的で感動だった。

そして、「今日のサプライズ」は、「直方(なおらい)」の
席で、服部宮司様が、私のことを覚えておられたこと。
その時「Facebookされてますか?」と聞かれ、そういえば
登録だけしていたことを思い出し、「はい」と返事を
したら、私が帰宅すると、もうメールに「参拝」のお礼が
はいっており、Facebookにも、私のことを取りあげて、
紹介までしていただいていた。(転載させていただきます)

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服部憲明

今日の明治祭・学業講社大祭直会の席で、久し振りに
お目にかかりました。数年前、ご崇敬頂いております
酒井南賜様の(詩吟の)記念大会でお目にかかった方です。
「尺八演奏と語り」を生業になさっておられる「牧原
一路」さまでした。出張演奏などもなさいますので、
ご紹介させて頂きました。

尺八と一休語りの虚無僧 一路」
  www.komuso-ichiro.com

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この“速さ”と“筆マメさ”には びっくり仰天。
服部様のFacebookには、すでに“友達”253人。
毎日 大勢の方からメッセージがはいり、それに一つ
ひとつ丁寧に返信されている。
それが「岩津天満宮」を 支えている人気の秘密と知る。