現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

NHK『江~姫たちの戦国』最終回

2011-11-27 21:17:47 | テレビ・映画・芸能人
NHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』、
今日(12/27)最終回。(オット「さいしゆうかい」で
変換したら「妻子誘拐」と誤変換)。

地デジ変換以来、テレビ離れが進んでいるとか。私も
日頃全くテレビを見ない。「江」も見ていなかった。

先週「母(江)と家光」が手をとりあって和解。泣ける
シーンだったらしい。東京の母から電話があった。
「見てなかったの?」と。ザンネンそうだった。

それで 最終回を見た。ようやく「保科幸松(正之)」が
登場。会津藩祖との説明はなかった。なんと「江」と
対面。これは事実ではない。シナリオ・ライターの
創作だ。「江」は、秀忠が女中に産ませた子が 世に
隠れて育てられたことに 心痛め、なんと「正室も
側室も同居する大奥を造ることになった」と。
 
よくもまぁ、そういうシナリオを考えつくものだと感心。

会津人は「保科正之を大河ドラマに」と運動してきた。
ここで漸く念願叶ったか。めでたし めでたし。

福くんのママは箏の先生

2011-11-27 19:16:31 | 虚無僧日記
『マルモのおきて』で大ブレイクした鈴木福くん(7)。
泣くシーンでは涙も出す天才子役。その福くんを
育てたママが注目されている。

生まれながらの天才はいない。福くんは、0歳から、
母親の特訓を受けていた。「いないないバァ」が
幼児期の感性を磨くには最良とか。(これは他でも
聞いたことがある)。また、まだ字も読めない1歳の
時から、口写しで「セリフ」を覚える特訓をして
きたとも。

そして もうひとつ話題になっているのが、福くんの
ママは、なんと琴・三絃の師匠で、琴のコンクールでの
受賞歴もあり、NHKテレビ、ラジオにも出演しているとか。

それだけでない、幼児向けの「和楽器リトミック教室」を
主宰している。琴や三絃の音に子供は、珍しさもあって
関心を示し、集中力を養えるとも。

福くんは、この「リトミック教室」で さらに感性を
磨かれた。そして「琴」も得意とか。

邦楽ブームを巻き起こすには「AKB48」などの
人気アイドルに、琴・三絃・尺八を演奏してもらう
ことだ。そんなドラマでもいい と 日頃思っていたが、
「福くん」が 琴を弾くとは最高! 和楽器ブームの
火付け役になるか。

演奏会4件 見聞

2011-11-27 18:06:18 | 虚無僧日記
4件の演奏会を見聞きしての総括。
尺八の会は、演奏者も観客も「高齢者」ばっか。
平均年齢70歳か。いずれも客の入りは6割ほど。

尺八家の演奏姿勢だが、総じて 高齢者ほど動かない。
ビシッと決っている。60代は、私もそうだが、体を
動かしてリズムをとる。実にみっともない。「人の
振り見て わが振り直せ」だ。気をつけよう。

竹保流の「磯村琴保」氏のリサイタルが、名古屋市の
芸術祭参加で行われた。「鹿の遠音」と「鶴の巣籠」を
それぞれ 伝承の異なる2曲ずつ、計4曲のみという
大胆な試み。各20分近い曲を暗譜。その中で師の
「酒井松道」氏との連管は 見事だった。双方 目を
つぶって吹いているのだが、ピタリと指が合うのだ。

我々尺八家にとっては 貴重な演奏であり、真剣に
見たが、一般ウケは難しいのか、客席は なんとなく
ざわめいていたのがザンネン。

あのスローテンポと“間”は、現代人には耐えられ
ないのだろうか。

12/4、5日「藤原道山」のコンサートが名古屋で
ある。チケット 5,500円。のぞいて見たいが、私には
高すぎて手が届かない。客層が全然違うのだろう。