現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

泣く子も黙る「虚無僧」

2014-01-07 23:11:46 | 虚無僧日記
今日、コンビニから自転車で走り去る母親の後を、
2歳くらいの幼児が、泣きわめきながら必死で
追いかける光景をみた。

「どうしたの?」と男の子に優しく声を掛けると、
若い母親が「チョコレートを買ってくれと」と、
困った顔で云う。優しい顔の若い母親だった。
これが、子供にキレて、鬼顔の母親だと始末が
悪い。優しいが、しっかりした顔にホッとした。

そこで、子供に向かって「おじさんが買って
あげようか」というと、子供は 一瞬ビクッとして
泣きやみ、母親にしがみつく。母親は、怪しげな
人から守ってくれる存在なのだ。これで一件落着。
その母親は、泣き止んだ子供を自転車に引っ張り
あげて、走りだした。


スーパーなどで、子供が 欲しいものを買って
もらえないと大泣きして暴れている光景をよく見る。

子供の要求に いつも従っていては、子供はますます
わがままになる。母親も大変だ。

最近の子供の“わがまま”はますますエスカレート
しているようだ。赤ん坊の時から甘やかしているから、
3歳4歳で手がつけられなくなるとも。

私の子供の頃も、私の子供たちも、鈴花の子供たちも
要求が通らないからといって泣きわめくことはなかった。
親には従順な素直な子だった。そのように躾(しつけ)
られたし、生まれながらの性格かとも思う。

わがまま言って暴れている子に、親は途方に暮れ?
ほったらかしにしている場合が多い。そういう子は、
いくら説得しても聞き分けが無いから、あきらめて
いるようだ。

さて、そこで虚無僧参上。虚無僧が近づいて“優しく”
声を掛けると、大抵の子は、びっくりして黙る。
今のところさらに泣き出す子はいない。
「アンパンマン」でも見ているように、不思議そうな
顔をする。そして、自分が今 なんで 泣いていたかを
忘れるようだ。

昔は、わがまま言って親を困らせると「虚無僧が来て
連れていかれるぞ」と脅かされ、黙ったものだった。








ホリエモンのツイッターが炎上

2014-01-07 21:02:48 | 虚無僧日記
あの「ホリエモン」がお勤めを終えて「堀江貴文」として
「ゼロ・スタート」。白ワイシャツにネクタイで“まじめ”で
シャイなイメージを発信しようとしている。「いや、これが
彼の真の姿」と、彼をよく知る人は云う。

さて、年もあらたまった1月6日「ツイッター炎上」騒ぎ。
なにごとかと見れば、日常よくある話。

■発端はこのツイート
駒崎弘樹:Hiroki Komazaki@Hiroki_Komazaki
今、新幹線で後方の席の子どもが泣いてて、隣の席の女性が
「うるせぇな」って云いながら、チェッと舌打ちしたんだけど、
そういう人は新幹線自由席じゃなく、車で移動すべきだ。
公共交通というのは、老若男女、色んな人が乗るもの。
公共圏は、我々が当事者意識と寛容によって生み出すものだと思う。

■これに対し、堀江氏が反応
堀江貴文(Takafumi Horie)@takapon_jp
赤ちゃんを新幹線とか飛行機に乗せること自体できるだけ
避けてたし、もしどうしても必要が出てきたら、
できるだけ乗り物の中で寝るように疲れさせてたり、それでも
起きて泣きそうなら、おしゃぶりを咥えさせたり、色々手は
あると思うんだけどなあ。 泣く子にイラつくんじゃなくて、
子供が泣くのを止めようとしない親の対応にイラつく」

その後いろいろな人が いろいろツイート(長いので省略)

そして「アメリカの知人は子供飛行機乗せる時は、睡眠薬を
使ってました。そうすりゃいいのにね」

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この「赤ん坊に睡眠薬」でツイッターが炎上した模様。
「赤ん坊に睡眠薬」は刺激的だが、女性が整理日をずらす
薬があるように、寝る時間をずらせる薬があればいいと
いうことか。

その是非はともかく、話を戻すと。新幹線の中で赤ん坊が
泣く声がうるさかったら、以前の私は別の車両に移動して
いた。今は「赤ん坊は泣くもの」と思えば、気にならなく
なった。

このツイッターでも、「赤ん坊」より、なんら対処しようと
しない親に非難が向けられているようだ。子供が騒いで
いようと、ゲームのピコピコ、カシャッカシャッという
機会音を消すよう注意しない、ホったらかし、無責任な
親にはイラッとくる。だが、そういう親は注意しても
逆ギレされるだけ。ガマン、忍耐の修行の場と思えば、
また楽しくもなる。

「他人を責めない」のが 虚無僧の流儀。