毎日新聞 1/3 社説「文化栄える国へ」。
「日本のさまざまな文化が 海外で高く評価され、人気を
集めている」との書き出しで、ワクワクしながら読み進めたら、
その「日本の文化」の中身とは、
「宮崎駿のアニメ、村上春樹の小説、安藤忠雄の建築ほか、
ファッション、現代美術、ゲームソフト、テレビ番組など」
でした。
そこには「邦楽も歌舞伎も能も茶も華も」含まれていない。
「アニメも小説も洋服も現代建築も外来のもの。しかし
外来のものを自分のものとし、日本の伝統と融和させながら
オリジナルな表現をしている」と。
そして「高い評価を得ている文化を社会全体で育てたいし、
国のバックアップも欠かせない。助成や顕彰する制度を
充実させたい」と。
もう30年も前だが「国際文化交流基金」の理事長が
「いつまでもお茶や琴や三味線じゃないでしょう。
現在の日本の姿を正しく世界に発信していくべきだ」と。
「国際文化交流基金」のホームページを開くと、そこには
「現代の舞台芸術」はあるが、邦楽や歌舞伎など古典芸能を
海外へ紹介する活動はない。
たしかに、現代の日本では、「邦楽」は非日常の世界だ。
そうさせてしまった邦楽家に責任はあるが、「邦楽」が
「日本文化」の範疇からはずされたことに、情けなさと、
深い悲しみを感じる。
「日本のさまざまな文化が 海外で高く評価され、人気を
集めている」との書き出しで、ワクワクしながら読み進めたら、
その「日本の文化」の中身とは、
「宮崎駿のアニメ、村上春樹の小説、安藤忠雄の建築ほか、
ファッション、現代美術、ゲームソフト、テレビ番組など」
でした。
そこには「邦楽も歌舞伎も能も茶も華も」含まれていない。
「アニメも小説も洋服も現代建築も外来のもの。しかし
外来のものを自分のものとし、日本の伝統と融和させながら
オリジナルな表現をしている」と。
そして「高い評価を得ている文化を社会全体で育てたいし、
国のバックアップも欠かせない。助成や顕彰する制度を
充実させたい」と。
もう30年も前だが「国際文化交流基金」の理事長が
「いつまでもお茶や琴や三味線じゃないでしょう。
現在の日本の姿を正しく世界に発信していくべきだ」と。
「国際文化交流基金」のホームページを開くと、そこには
「現代の舞台芸術」はあるが、邦楽や歌舞伎など古典芸能を
海外へ紹介する活動はない。
たしかに、現代の日本では、「邦楽」は非日常の世界だ。
そうさせてしまった邦楽家に責任はあるが、「邦楽」が
「日本文化」の範疇からはずされたことに、情けなさと、
深い悲しみを感じる。