午前6時の気温はマイナス7度。マイナス10度に至らないと、少しホッといたします。
それにしても、よく降りまする。おとといから延々ノンストップでござる。ご当地の総降雪量は608センチと、とうとう6メートルを超えましたです。
きのうの積雪は27センチだそうですけど、そりゃ観測所のある町の中心部の話。我が家やスキー場周辺ではゆうに30センチは超えておる。
でもって、その流れが止まることなく今朝も続いておって、さすがにうんざり。もちろん、除雪のことでござる。
その一方、深雪スキーのことを考えると、これまた、ずいぶんよろしいシーズンで、ある意味ウハウハ!!
「除雪はしんどいけど、スキーは楽し」というわけで、ここんとこのおぢ、なかなか複雑な心境なのでござる。
写真は、ネット通販で購入した「防寒用下半身袋」。いまこれを身に着けてポチポチブログを書いておりまする。中には湯たんぽってことで、まことに暖かでござる。
わずか1500円でこんなにポカポカとは、たいした助かるのでござる。もっとも、おぢのデスクあたりが冷えるのは、我が家のコンクリートの基礎が外気温並みに冷えておるため。
今年の秋までに、基礎をしっかり断熱材で覆って、ちゃんと塗装するつもりでござる。そうすりゃ、来シーズンはこの下半身袋も不要になるかもしれませぬ。ま、それまでのつなぎですが、たいした重宝しておりまする。
しつこいようですが、も少しかわいいネーミングなかったのかねぇ、、、
標題の「デレッキでひっぱたくよ!」は地元UHBテレビの朝ワイド「さぁトークだよ」の冒頭での話でござった。
デレッキとは、かつて北海道の各家庭に必ずあった薪ストーブや石炭ストーブの中をかき回したりする「鉄製の火かき棒」のことでござる。
子どもを叱りつけるとき、この棒でひっぱたくと脅したのは昭和30年代までのことでござろうか。昔の我が家にも当然のことながらデレッキはありましたです。
そして薪ストーブを使う今も、デレッキはストーブのそばに置いてあり、つい先ほどもこれでストーブの中の灰を落としたりもいたしました。
母親がデレッキで子どもをひっぱたくよと言っておった時代、世間のたいていの父親は、子どもをグーで殴ったりしておりました。暴力が日常化していた時代です。
何回も書きましたけど、いまはなき札幌市立陵雲中学時代、上級生はドスとかヤッパとかいう刃物を持っており、教師と殴り合いや取っ組み合いをしておりました。
おぢの学年から下では、そんなことは丸きりありませんでしたけどね。
そんな時代ですから、体育会系の部活なんかも、体罰は横行しておったはず。ひ弱な文化系のおぢは、よく知りませんけどね。
話は、過日の大阪市立高校での体罰と、それによる自殺のことでござる。もしあの時代なら、そんな暴力教師も容認されたかもしれませぬ。
なにせ、暴力は家庭でも、社会でも、もちろん学校でも、ごく常識的に行われておったから。子どもは暴力をごく当然のように、受けとめておった。
いまは家庭内での暴力はDVと呼ばれ、しっかり「犯罪」と認識されておる。どこの家庭でも父が母や子供を殴るなんてことはまずありませぬ。
今の子どもたちは、そういう時代に生きておるのです。人を殴ることも、殴られることも、見たり聞いたりしたこともない世代で、旧態然の「体罰」など通じるはず、ありえませんってば。
そんなこんなで、当該高校の体育科の「募集を止める」と、橋下市長が言い出して物議を醸しておる。そんな暴力教師がいる高校でも、入学したいという子どもたちがいるわけで、何とも悩ましい。
そういう子の親は、どう思っておるのかねぇ? おぢにはよくわかりませんです。
明石家さんまさんの言葉が教科書に載っておそうな。娘の名前を「いまる」と付けたことによるとか。「生きてるだけで丸儲け」だから、いまるなのだそうな。
これより大事なことはないと思いますけど、どうよ?