おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

あまりにぜい弱な東京

2013年01月15日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス9度。雪がちらちら降ってます。

きのうご当地はたいそう穏やかな一日でした。写真のように、我が家のニャンは日向ぼっこしておりましたです。

もっとも気温はマイナス2度。陽は燦々、加えて無風だと、マイナス2度でも、ご当地のニャンは外で居眠りするのでござる。

翻って、東京ったらもう!! わずか8センチの雪で、車は動かない、飛行機は飛ばない、滑った転んだと大騒ぎでござる。

道産子にいわせれば「ったくもう!!なにしてんだか!!」ってことでござる。

豪雪地帯のご当地でも、そりゃ一晩で1メートルも雪が積ったなら、交通はマヒするかしらんけど、30センチやそこらなら、学校だって、普段通り。

千歳空港だって、わずか8センチの雪なら離着陸は普段通りでしょう。滅多にないこととはいえ、羽田空港、あまりにぜい弱でござる。

少なくとも「8センチの大雪」って表現はどうよ? 8センチでは深雪スキーは楽しめませんってば!!

そういえば、以前も書きましたけど、とある民放キー局アナウンサー氏はその昔「台風は北海道へ抜けました」と発言して大ヒンシュクでござった。

自分の住んでる東京からみれば、そりゃ「北海道に抜けてよかった」ってことだろうけど、あいにく北海道にも人が住んでおるわけで、「北海道へ抜けた」はないだろうというわけ。

車も飛行機も止まれば、そりゃ「大雪」かもしらんけど、表現するなら「東京では7年ぶりに雪が降りました。積りました。」程度ではないのかね。

ご当地では50センチなら大雪かもしらん。わずか8センチを大雪とは、あまりに視野が狭い。東京だけがニッポンなら、それもいいでしょう。だけど、一冬で14メートルも雪が降るご当地も、悪いけどニッポンでござる。

それにしても、東京への一極集中、官僚さまにとってはまことに都合のよいシステムかしらんけど、ニッポン国民、とりわけ東京都民にとってはどうなのよ?

東京山手線の朝夕の通勤ラッシュなんか、戦前から今に至るまで、延々とぎゅうぎゅう詰めでござる。こんな国、世界広しといえど、いまなら中国と我がニッポンぐらい。

あんな押し合い、へし合いを半世紀以上も続けてるって、異常だとは思わんのかねぇ。都民が不満を言わないのもよくわかりませんです。

あんだけ密着しておれば、中にはちゃんとしたアンポンタンもいて、そりゃ痴漢なんかもしたくなる。痴漢の冤罪事件も増えておるそうで、なんじゃらほい。

この際は、チョー過密の都市と、チョー過疎化の地方、も少し平準化する方策が必要だとおもうのは、おぢだけか…