午前7時の気温はマイナス5度。きょうも10度を超える寒さには至っておりませぬ。雪も降ってませんし、穏やかな朝でござる。
きのうに引き続き、寒気は一服ってことらしいです。ホッとしますなぁ。なんといっても、この冬は寒すぎに、雪が多過ぎ。
写真のように薪小屋も完全に雪に埋もれておる。
大雪や寒波に慣れておるご当地の皆さんも、さすがにうんざりじゃ。そんなことで、ここしばらくはこんな陽気が続いてほしいなぁ~ と思う日曜朝のおぢなのでござる。
話は変わりますけど、ここんとこ、訃報ばかりで参っております。映画監督の大島渚さんに元横綱の大鵬さん、いずれもその時代を画したお方でござった。
大島渚さんの映画といえば、おぢは高校か大学時代にリバイバルした「日本の夜と霧」。それと「戦場のメリークリスマス」でござろうか。
物議をかもした「愛のコリーダ」は、観ておりませんです。日本の夜と霧は、なんだかややこしかった60年安保の学生運動を描いており、ずいぶん斬新な手法だなぁ、と記憶しております。
戦場のメりークリスマスは、なんといってもラストシーン。捕虜を虐待し、死刑が決まっておるビートたけしが「メリークリスマス、ミスターローレンス」と目を潤ませ、ドアップで繰り返すシーンと坂本龍一の音楽がひときわ印象的でござった。
大鵬さんは、「巨人、大鵬、卵焼き」といわれ、子どもの好きなものに数えられる強い横綱でした。北海道出身で、白系ロシア人の血が混じっておる美形の横綱というところも、おぢにはしっくりきた。
「柏鵬時代」と呼ばれたあのころ、大鵬と柏戸の一戦は、TVを買うことができなかった多くの庶民が、街頭テレビや、ご近所の裕福な家に集まって観戦したものでした。
まさに「三丁目の夕日」の時代。昭和30年代、ニッポンはどんどん元気になってきた時代ではありますが、母子家庭の我が家は貧乏で、いい思い出もありません。
晩御飯のおかずが、小さな一切れのサケの切り身だけってこともありました。料理というものを知らない母親で、なにを食べてもおいしくはなかったような…
そんなことで、小学生のころは肉を食べることができなかったです。調理方法がわからなかったのでしょう。まずかった記憶しかありません。
おぢはが大人になってから、多少食べ物にこだわるようになったもの、そんな子どものころの「苦い体験」からでござろうか。
大鵬さんが亡くなって、辛い子ども時代を思い出したりもいたしました。
…などとちょいとセンチな気分ですが、気が付けばきょうのおぢ、朝から仕事が忙しいことになっておる。中途半端ですが、当ブログ、また明日でござる。スマンね!!