おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

ヨーロッパの原発はメルトダウンしない仕組み

2013年10月04日 | Weblog

 

午前7時の気温はプラス6度。青空の見える良い天気ですが、雲がずいぶん早く流れておりまする。

ではありますが、清々しい朝でもあります。

昨夜は、最近すっかり親しくさせていただいているおそば屋さんご夫妻とひらふ地区の人気居酒屋「阿武茶」で会食いたしました。

ハニーさんは呑みませんので、3人で焼酎「吉四六」を1本半空けたのです。

おぢはたいした呑んでませんから、たぶんあちらのご夫婦がふたりで1本以上飲んだと思います。

恐るべき体力!!なのでござる。

今朝のおぢ、そこそこスッキリしております。やっぱ焼酎がよいのでしょう。

ワインなんぞという、呑み慣れないものは、翌朝は具合が悪くなると、この夏すっかり悟りました。

呑むなら、焼酎か日本酒ってことのようです。

昔はウイスキーの水割りばかり飲んでおって、日本酒なんて旨いとも思いませんでしたけど、ニッポンの男は、落ち着くところに落ち着くのですなぁ。

などとしみじみする朝でござる。

さて、

もう来るところまで来ております、福島第一原発は!!

今度は1リットル当たり20万ベクレルの汚染水がタンクから漏れておったとか。

整地してタンクを設置すべきところ、パイプで繋がったタンクはずらりと傾斜地に建っておって、その一番海側から汚染水が漏れたそうな。

なにもかも、どれもこれも、アッパラパーのデタラメ工事でござる。

こういう状態、世間では「アン エーブル ツ- コントロール」(制御不能)と申します。

安倍総理が「アンダー コントロール」(制御下にある)申した状態とは対極ですな。

そういえば、我が北海道の「泊原発はほかの原発に比べ、新しいから安全だ」という方がおりました。

ところが今週号の週刊現代「現役キャリア官僚が告発 原発汚染水は海に流すしかない」によると、そんなことは大ウソだと判ります。

なんでもニッポンの最新型の原発でも、ヨーロッパ製のものより安全性がかなり劣るのだというから驚きです。

ヨーロッパの加圧水型炉には、二重の原子炉格納容器の底に、融けた核燃料棒を受け止める「コアキャッチャー」が組み込まれ、万が一メルトダウンを起こした際には核燃料がコアキャッチャーを通して冷却プールへと導かれるようになっているとか。

つまりヨーロッパの新型原子炉は、核燃料が地球の裏側まで突き抜けるメルトダウンってものはしないのだ!!

一方、ニッポンの原発には、そんな仕組みはまるきり無いのだそうな。

しかも、IAEA(国際原子力機関)が策定している「国際的な安全基準」自体が、日本から出向している職員によって骨抜きにされておるのだそうな。

これが紛れもない事実だと、現役キャリア官僚が申しておる。

この官僚が書いた本が「原発ホワイトアウト 原発はまた必ず爆発する」だそうな。

この本、きょう買って参ります。

電力業界が政治家を籠絡する場面も生々しく描かれておるとか。

ニッポンの原発、まさに神話で成り立っておったのです。

そのためには世界基準までも都合よく書き換えておったとは!!

ひでーなぁー