おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

秋、深まる

2013年10月13日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス7度。

どんよりした空で、冷たい雨がしとしと降ってます。

ずんずん秋が深まっておって、あたりの紅葉もピークを迎えておるのでしょうか?

枯葉が落ちてしまって、雪が降るまでの期間が、たいした寂しいことになっておる。

さて、

新聞によると首相官邸で原発防災訓練が12日初めて行われたそうな。

いままで一度も行われてなかったのですなぁ。

アホの菅政権、経験のないことをやろうとしたわけで、そりゃそもそもムリだった。

今回の訓練もたいしたものではないでしょうが、しないよりはましでござる。

ゼロに100回をかけてもゼロですが、1を100回かければ100になるのでござる。

ただし、実情に即した訓練でないと、どもこもなりませんけどね。

各原発で行なわれておる「放水をする格好」「「原子炉を冷やしたつもり」みたいな訓練ではなく、実際に水を入ないことは、いざという時、ホントに水が原子炉に入るもんなのかどうか。

アメリカの原発ではちゃんとそうしておるではないの。

フクシマでは、水が入っているものか、入ってないものかも、さっぱりわからず、3基が一度にメルトダウンするという世界に例のない大災害となったことを忘れたわけではあるまいに、と思うけどね。

ついでながら今朝のネット版の朝日新聞いよると、「東京電力福島第一原発事故の直後に働いていた作業員の内部被曝(ひばく)について、国連科学委員会は、日本政府や東電は2割過小評価している可能性があると結論づけた」そうな。

フクシマの作業員の被爆量、実際にはもっと多いはずではないのか、と国連は見ておるわけだ。

「科学委員会は、(1)放射性ヨウ素による甲状腺被曝を調べる検査の開始が大幅に遅れた(2)作業員の線量評価で半減期が2時間、20時間と短い、ヨウ素132、133などを一切、考慮していない」という2点について、問題視しておる。

現在は「全身の被曝線量が50ミリシーベルト以上で、甲状腺や肺、胃、大腸がん検診の対象者は約1100人、全身被曝は50ミリ未満だが甲状腺被曝線量が100ミリシーベルト以上で甲状腺がん検査の対象者は約2千人いる」そうだ。

これが一気に跳ね上がる可能性があるわけで、作業員の健康被害、まことに心配なことでござる。

加えて同じ朝日新聞ネット版によると、東電は「福島第一原発の外洋と港湾内の境目にあたる港湾口の海水から、放射性セシウムが1リットルあたり10ベクレル検出されたと発表した」そうな。

この数値、「測定を始めた6月以降で最も高い」というからヤバイです。

今月10日には、「港の外の海水から放射性セシウムを微量に検出したと発表」しておる。

フクシマは、あれやこれや、さっぱり収拾のつかない、放射能ダダ漏れ状態なのでござる。

酷いことになってますね。

きょうのおぢ、あれこれ仕事が忙しいことになっておる。

そんなことで、中途半端ではありますが、また明日、スマンこってす!!