おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

余市に「自家栽培ワイナリー」登場

2013年10月31日 | Weblog

 

午前5時半の気温はプラス2度。

外はまだ真っ暗でござる。まもなく、しらしらと明けてくるのです。

今朝は目覚めもばっちりなのじゃ。

休肝日明けの昨夜は、過日ごっちゃり購入したジャガイモで、フライドポテトと近海もののタラを使って「フィッシュ&チップス」とビールでござった。

旨くて、旨くて、食べ過ぎたか…

もっとも、ハニーさんはジャガイモ6個分のチップスとタラ半身を揚げちゃったので、頑張らざるを得なかったのです。

でも胃もたれすることもなく、快調な朝を迎えておる。

たまには揚げ物もよろしいです、ハイ!!

ところで、

ご当地から車で西へ約1時間の余市町に「オチガビワイナリー」という妙な名前のワイナリーが、来月オープンするそうな。

農水省の6次産業化法のファンド資金を活用した本格ワイナリーだという。

6次産業化とは、従来の1次産業の担い手である「農家や漁師」などが、自分たちの手で「商品の加工や製造」など2次産業に取り組み、さらにはそれを「小売り」する3次産業までやってしまうということ。

1次+2次+3次=6次産業なのだ。

利益率も大きいし、やりがいもあるのが6次産業。

アメリカやヨーロッパでは、ワイナリーがまさにその6次産業なのだそうな。

自分たちでブドウを育て、ワインに加工して、販売し、自分たちのレストランでも提供する。

麻雀でいうところの一気通貫、頭から尻までしっかり完結するのでござる。

従来、ニッポンのブドウ農家は、農協にブドウを卸すだけ。

農協に安く買い叩かれておりました。

その安い原料のブドウを、農協がワイン製造会社に売って、そこでワインが造られてきた。

オチガビワイナリーは、自家栽培のワイナリーですから、「農協抜き」つまりは中抜きをしてしまうのですから利益が大きい。

ブドウ生産農家にとっては革命的な出来事ですが、農協はというと、存亡の危機を迎えることになる。

そんな画期的なワイナリーが「オチガビワイナリー」というわけ。

ワインはさっぱりわけわかんないおぢですが、まだニッポンでは誰も仕込んだことがないという、ジャーマン・カベルネ種を使ったワインを仕込んでおるそうな。

ようするにワイン好きがほれ込む本格ワインだ。

そんなことで、なんだか応援したくなるワイナリーが間もなく誕生するのです。

専務の落希一郎さんは「余市をワイナリーのラーメン横丁」にしたいそうで、落さんのアドバイスで別のワイナリーも近い将来、町内にお目見えするそうだ。

ワインの里・余市がこれから一変するのです!!

また、このワイナリーではわずか1万円ぽっきりで、毎年1本、しかも10年間にわたってワインが届く「ワインの木・オーナー制度」も募集中だそうな。

さらに、さらに、11月10日のオープニングイベントには、我がニセコジャズトリオが出演する。

そして12日には、つとに有名なビートルズコピーバンド「Michelle」がご出演だそうな。

ニセコや余市を含む後志地方は、ずんずん変身し始めたようです。

なんだか元気でいい感じでござる。

数少ない当ブログ読者の中に、ワイン好きがおりましたらぜひ一度お出かけくださいな。

「大人のための空間ですから小学生未満のお子様の入場はご遠慮願います」って姿勢も、おぢはたいした気に入っておるのです。

大人だけが楽しめる空間がニッポンにもいよいよ登場なのです。

楽しみだなぁ、、、