おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

防災情報、どう伝える???

2013年10月17日 | Weblog

 

午前6時の気温は、なんとプラス1度。

台風が過ぎ去って、ご当地はいきなり冬でござる。

写真のニセコアンヌプリも雪を頂いて、たいそう寒そうなことになってます。

つい先ほどから冷たい雨も降ってきた。

我が家から東へ300キロほど離れた帯広市では、きのう平地で初雪を観測したそうな。

しかも1961年の観測開始以来、最も早い積雪だという。

そんなきのう、おぢとハニーさんは、嵐の中、日ごろお世話になっておる札幌の皆さんに、ご当地特産のジャガイモを届けてまいりましたです。

往復とも小樽経由で行ったのですが、雨と風が多少あった程度。

ところが、いつも利用する札幌と喜茂別町を結ぶ中山峠は、朝からシャーベット状の雪が積もり、午後からは圧雪アイスバーン状態だったとか。

通行しておった皆さん、当然のことながら夏タイヤ。

ラジオの道路情報も「中山峠が圧雪アイスバーン状態」だなどとは、さっぱり言ってなかった。

まことに危険な状態にもかかわらず、通行可能だったのです。

おかげで峠を通行した方は、たいしたビビったそうな。

どうなってんの? 「道路交通情報センター」とかいう国交省の「天下り機関」。

ちゃんと仕事してません!! 何してたんだろ?

何してたんだといえば、とんでもない数の死者行方不明者を出した伊豆大島の大島町役場でござる。

被害が拡大する前に、役場は何か手を打てなかったのか?

この町の防災担当者も、何してたのか。

気象庁は「大島町で尋常ではない雨が降っている」と電話で警戒を促したそうだけど、役場は住民に避難指示や勧告を出してはいない。

これって人災ではないのかね?

こうした役場の「不作為」によって、多くの住民が亡くなったわけで責任が問われて当然だ。

一罰百戒ってことで、さっぱり役に立たなかった役場の防災担当者を「傷害致死」で逮捕すべきだね。

防災といえば、我が倶知安町の防災システムもまことにお寒いことになっておる。

お隣のニセコ町では、町民の全世帯に防災ラジオを配布しており、緊急時にはラジオが勝手にスイッチオンして、防災情報を町民に伝えることになっておる。

我が倶知安町には、そんなもん、まったくありません。

お近くにがけ崩れの危険地区があると町の防災マップは指摘しておりますが、緊急時にどうする、こうするという話を一度も聞いたことがない。

それに加えて、もし、泊原発で深刻な事故が起きたら、倶知安町は町民にどうやって伝えるのか?

広い町を、役場の車がぐるぐる回って、スピーカーで「危険です、避難してください」って言うの?

もしものとき、ニセコ町ではラジオを聞いた町民が、こぞって町を逃げ出すというのに、我が町民は役場の車が来るまで、「ボーッとしておる」だけなのでござる。

エライ違いでござる、これってヤバくないか?

きょう、とりえあず「防災ラジオ、売ってください!」って隣町の役場に電話してみます。

だけど、ラジオがあっても、防災担当者がボーッとしておって、緊急事態を伝えてくれなければアジャパーじゃ。

役場職員に緊張感持って仕事してもらうためにも、やっぱ一罰百戒、大島町の防災担当者は逮捕するのが正解だろと思いますけど、どうよ???