午前8時の気温はプラス15度。朝日に紅葉が映えて、今年はなんだか美しい秋の風景になってきております。
木々のてっぺんが少し揺れておる。
お近くのニセコアンヌプリは、雲がかかって見えませぬ。
のんびりした気分でござる。
というのも、仕事もきのう終わって、きょうは一段落したためでござる。
このあと、ハニーさんと小樽へ行って映画を観る予定。
カンヌ国際映画祭で高い評価を受けた「そして父になる」を観るのでござる。
お楽しみなのじゃ。
さて、
朱建栄さんという中国人で、ニッポンの大学教授が、今年7月に中国上海に渡航したきり行方不明となっております。
今週号の週刊文春によると、どうやら逮捕されておるのだそうな。
朱さんは、TVなどでも活躍しておったお方で、おぢも現役時代に一度お会いしたことがありまする。
記事によると、上海到着直後にスパイ事件を取り扱う国家安全当局に拘束され、逮捕手続きが進められておるのだそうな。
当初、朱さんを対日工作に利用したけれど、「スパイとして危ない存在だとみた国家安全局がマークし、上海に呼んで拘束した」のだそうな。
よく喋る、人の好い感じでしたけど、朱さんがスパイなら、そんなお方はあちこちに居そうな気がします。
朱さんの場合、講演会で尖閣問題について「あの島がどっちに帰属してもいいのではないか」と話したことがあるとも。
そうしないとニッポンの政治経済の有力者を引きつけられない。
そうであれば中国当局から目をつけられるのも納得じゃ。
中国共産党の関係者は「この事件は『日本側と近づきすぎるな』という在日中国人に対する警告であり、見せしめ的狙いがある」のだそうな。
朱建栄さんが、生きて再びニッポンの戻ってくることはあるのだろうか?
やっぱ怖いねぇ、中国って国は!!