午前6時の気温はプラス16度。どんより曇り空で、風が強かったり弱かったり。
なんだか湿度も高いような… 台風24号の影響でしょうか。
きのうは小樽で上映中の映画「そして父になる」を観てまいりました。
小樽の映画館、ついこの間まで、「ワーナー・マイカル・シネマズ小樽」だったのですが、いまは「イオンシネマ小樽」に名称が替わっておりました。
そのせいでしょうか、札幌ならシアターキノで上映しておるような小品が、この先上映予定だそうでたいした驚いた。
いずれも2週間と短い期間ですが、「秋シネマフェスティバル」と称して、「25年目の弦楽四重奏」とか「天使の分け前」とかいった、これまでなら上映することのないような作品まで登場するという。
ほかにも、すでに終了してましたけど、難民支援の「ヒューマン・シネマ・フェスティバル」が無料上映されておったりと、大きく変化しておるのです。
さらには試写会があったり、あれこれ催しがあったりしておって、素敵な映画館に「変身中」って感じなのじゃ。
ただし、ご当地後志の地域文化が、「イオンシネマ小樽」のこの取り組みをしっかり支えられるのかどうか、先行きが気になったりもいたします。
ではありますが、この際はこれらの新しい取り組みに、ガンバレ「イオンシネマ小樽!!」とエールを送るおぢでござる。
肝心の映画「そして父になる」ですが、「赤ちゃん取り違え」を題材にカンヌ映画祭で賞を取ったというので観たわけですが、父親を知らず、父親でもないおぢには、残念ながらあんまりピンときませんでした。
個人的には、女優の尾野真千子さんと真木よう子さんという、いまをときめく「旬の女優」対決に期待をしたわけですが、尾野真千子さんにはあんまり似つかわしくない役だったような。
この女優さんが生き生きしておったのは過日NHK‐BSで放送された土曜ドラマ「夫婦善哉」。蝶子役がはまっておりました。
昔の映画「夫婦善哉」は、なんといっても夫の方の森繁久弥。
しょうもない男を可愛く演じておって、それはそれはいい感じでしたけど、今回のNHKドラマは女が主役じゃん!! とシミジミしたものです。
一方の真木よう子さんは、下町のお母さん役がシクッと来てましたけど、この人はやっぱ怪しい魅力の女性が似合うような。
TBSドラマの「運命の人」の事務官役なんか、1回お願いしたくなるほどゾクゾクいたしました。
話は変わりますが、その小樽のマイカルにある喜久屋書店で、写真の本「原発ホワイトアウト」を見つけました。
なんと平積みになっておるではないの!!
倶知安のTSUTAYAでは届くまで1~2週間かかるといういうもんだから、トットと購入、TSUTAYAは昨日のうちにキャンセルいたしました。
本の帯には「現役キャリア官僚のリアル告発ノベル!!」「原発はまた爆発する!」とあるのです。
著者は東大法学部卒のエリート官僚で、どうやらエネルギー庁にいるらしく、役所内でも犯人探しをしておるそうな。
「小説仕立て」だそうだけど、いわゆる告発本とか。
きょうのおぢ、丸一日読書に徹することにいたしました。
スマンね!!