おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

日本語は難しい

2013年10月06日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス9度。曇り空で、木々のてっぺんがゆらゆら揺れてます。

少し風があるようです。

きのう外であれこれ作業をしていたら、我が家の前で車を止めた人が、突然声をかけてきた。

「おじさん、このあたりにネコいなかった?」

我が家に居候しておる6匹のニャンコ、たまたまデッキで寝ておって、道路際には居なかったのでおぢに尋ねたようなのです。

このところ、土日ともなれば近くを走るSLを撮影しに札幌方面からやって来る人が多い。

中には、なぜか我が家にごっちゃりニャンコがいるのを知っている人もいるらしく、写真を撮りにやって来るようなのだ。

写真など、お好きに撮っていただいてけっこうなのですが、いきなり「おじさん!!」ってねぇ。

よくよく考えて、つーか考えてみなくても、確かにじーさんなのですけど、本人としては「つい最近まで若者だった」気分なので、多少ムッとしたりもするのです。

「じーさん!!」と呼ばれないだけ、まだましか… とも思いますが、十代、二十代ならしょうがないけど三十代に「おじさん」とは呼ばれたくないおぢなのでした。

アホでスマンね!!

ところで、今週号の週刊文春「池上彰のそこからですか!?」が言葉の誤用についてあれこれ書いておる。

例えば、「取りつく島がない」が正しい日本語ですけど、「取りつく暇がない」と思っておる方は4割を超えておるそうな。

さらに「怒り心頭に発する」のが正しいそうですが、「怒り心頭に達する」と、間違って覚えておる方は7割にも及ぶとか。

おぢもさっぱり知らなかったのですが「独壇場(どくせんじょう)」と読むのが正しいとか。(どくだんじょう)の方が定着してますけどね。

さらには「声を荒らげる」(あららげる)のが正しいけど、(あらげる)と読んでる方が多い。

また「間髪を入れず」は(かん、はつをいれず)が正しいけれど、(かんぱつをいれず)という人の方が多いのです。

同じ様に「綺羅星のごとく」は(きら、ほしのごとく)が正しく(きらぼしのごとく)は間違いだそうです。

おぢも、全く知らないで誤って延々使っておったのは「噴飯もの」。これ、「おかしくてたまらないので、ご飯を噴き出してしまった」という意味だったそうな。

いい歳をして恥ずかしいこと!! 「噴飯ものだよなぁ」とか、言ってしまいそうになるから怖いです。

この歳になっても、まだほかに間違って使っている言葉、あるんだろなぁ。

まことに恥ずかしい。

ニッポン語、ほんに難しいですなぁ、、、