おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

映画「ジャージーボーイズ」は楽しい!!

2014年10月22日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス2度。この秋一番の寒さです。

昨夜は雪の予報も出ておりましたけど、降ってはおりません。

ですが、我が家のテキトー花畑やテキトーハーブ園にも霜が降りたね。

天候はスカッとした秋晴れじゃ。

そんなことで、しかもきのう丸一日不在で、夜も火を使わずに就寝したため、室内はしっかり冷えておる。

つい先ほど火を入れたばかりってことで、鋳物の薪ストーブは熱くなるまで結構時間がかかる。

部屋がポカポカしてくるまで、きのう札幌で買い求めたばかりのモンベルのフリースを着てガマンなのでござる。

久々の札幌では、このフリースをはじめ、あれこれ冬の衣料品を買ったり、かねてから欲しかったバランスボールを買ったりいたしました。

バランスボールはというと、運動するのではなく、この先はこれに座って仕事するのです。

ようは仕事しながら体幹を鍛えようということ。

毎日最低でも2時間、忙しいときは6~7時間もパソコンの前に座ってますから、これをバランスボールに取り替えたら、はたしてどうなるか。

たいしたお楽しみなのです。

そんなことで朝食後、バランスボールに空気を入れ、これまで使っておった事務用のイスは大型ごみに。

な~んてなこと言っちゃって、大丈夫か?

背もたれなしで仕事するわけで、弱ってきた背筋、頑張れるのか。

だって毎日だもねぇ、かなり心配でござる。

ところで、

どうしても観たかったクリント・イーストウッド監督の「ジャージーボーイズ」、きのうようやく観ることができました。

そもそもはブロードウエイの大ヒットミュージカル、これを映画化したものだそうな。

「♪シェエリ~ シェリ メイビィ~」と歌う、懐かしのポップス「シェリー」は、 我がニッポン国では「ダニー飯田とパラダイスキング」で九重祐三子さんが歌って大ヒット。

これは、おぢが小学校高学年のころ?

この曲がフォー・シーズンズのカバー曲だったことは、中学生のころには知っておりました。

あのころは、アメリカのヒット曲をニッポンでカバーして、それがたいてい大ヒットする時代。

コニー・フランシスの「可愛いベイビー」(Pretty Little Baby)を、中尾ミエさんが歌って大ヒットしたのは、も少し古いか?

映画ジャージーボーイズは、当時アメリカで大人気だったフォー・シーズンズの物語なのだ。

なぜこの映画をどうしても観たかったのか、すっかり忘れておりましたけど、映画の後半でようやく思い出しました。

「君の瞳に恋して」(can’t take My Eyes off You)を、最初に歌ったフランキー・バリという人が、この映画の主人公だと映画の番組宣伝で知ったためでした。

この曲、フランク・シナトラとかアンディー・ウイリアムスで親しんできたおぢの大好きなひとつ。

いつ聞いても、何度聞いても、胸がきゅんと切なくなるわけで、おぢの葬式にはぜひかけてもらいたい1曲なのです。

話は戻って、映画ジャージーボーイズはグループバンドの栄光と挫折の物語。

窃盗しておるような怪しいあんちゃんが、ヒット曲で成りあがり、その後はお決まりの分裂、そして家族にも亀裂。

でもって再び立ち上がり、最後は4人が再会するという、想像通りの展開ではあります。

だけど、まずは音楽がめちゃいい。

皆さん有名なミュージカルスターだそうだけど、ダンスもキレがいいし、歌もしっかり聞かせるのです。

そこらあたりハンパないのが、やっぱイーストッド。

当時のTVの場面があって、ローハイドに出演している若き日のイーストウッドがワンカットだけ出て来るのもご愛嬌。

そして、古いところでは「ディアハンター」で強烈な印象を残したクリストファー・ウォーケンが、マフィアの親玉をいい感じで演じておるのです。

いい年こいて、最後にダンスするのもいい。

そんなこんなで中高年の音楽ファンは必見という、楽しい映画が「ジャージーボーイズ」でのでございます。

札幌駅のシネマフロンティアで1日2回だけの上映です。

お見逃しなく!!