おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

電力自由化へ、ひろみGO!

2014年10月26日 | Weblog

 

テキトー生活を送るおぢ、きのうは当ブログの更新を忘れておりました。数少ない読者の皆さん、ごめんなさい。

午前6時の気温はプラス10度です。

写真はおととい行ってまいりましたお近くの喜茂別町にあるレストラン「カフェフォレストシーン」のデッキから見た羊蹄山。

写真右隅にウサギが映っておりますが、これはフェイク。

ではありますが店内では本物のふくろうを飼っておって、びっくりいたしました。

元はフランス料理のお店で、敷居が高く入ったことはありませんでしたが、いまは食後にコーヒーやケーキがついてランチ1200円とリーズナブル。

量もたっぷり。

ご機嫌がいいと、ボサノバに合わせて体をゆするふくろうがいるお店、お勧めなのでござる。

外は無風でずんずん明るくなってまいりました。

ニャンコにご飯を与えて外に出ましたが、空気が生ぬるく感じます。

おぢの体調、いよいよ冬モードに切り替わったのでしょうか???

ただいま、バランスボールに座って、パソコンに向かっております。

だいぶ慣れましたね。

ただし、仕事に追われてくると、これまでの事務用イスに取り替えないと、仕事がはかどりませぬ。

「バランスボールだけ」ってわけには、なかなか行かないようなのでざる。

でも、体幹を鍛えるために、頑張るぅ~

ところで、

つい先日、電気メーターの検針が来ておりました。

注目しておった今月の電気料金は6279円と、我が家では3.11以降最低の料金となりました。

3.11以前はほぼ月額1万円でしたが、冷蔵庫を新しくしたり、電灯をすべてLED化したりで、7000~6000円台になっておったのですが、6200円台は初めてでござる。

先月は6969円でしたから、今月はそれより690円お安くなったのです。

理由は、キッチンを入れ替えて以降、電気炊飯器の使用を止めて、ガスで炊飯しておるため。

電気炊飯器だと、約1時間炊飯、その後は保温するわけで、場合によっては1時間半ほど通電しておった。

そこがほぼ3週間ゼロになった。

そこで、我が家で1週間の炊飯にかかる電気代は約230円ってことが分かったのです。

つまり炊飯で使う電気代は月920円也ってこと。

これがガスに替わり、炊飯時間は約20分に短縮、これでガス料金がどうなるのか、たいした楽しみなのでござる。

それもこれも、この先、収入が増える見通しのないじーさんゆえ、日々のランニングコストをどう抑えるかは、大事なポイントでもあるのです。

過日「できた!電気代600円生活」の著者、はらみずほさんの講演をお隣ニセコ町で聞いてまいりました。

はらさんによると、現在二人暮らしで、電気代は驚愕の月256円だそうです。

我が家ではそんなこと、到底ムリ!

とはいえ節電方法はあるそうな。

一度に使う電気器具のワット数を合計してそれが3000ワット以下なら30アンペア、2000ワット以下なら20アンペア契約にするとよいそうな。

はらさんによると、8割の家庭でアンペア数が必要量より多いとか。

北海道ではアンペア数の基本料金は20アンペアで669円60銭、30アンペアで1004円40銭。

契約アンペアが大きいと基本料金が大きく違いますので、一度チェックするのがよろしい。

アンペア契約を下げて、掃除機とテレビ、冷蔵庫を一度に使ってブレーカーが落ちるようなら、掃除機使うときはテレビを消しておく、その程度のことで済むような気もいたします。

まずは一度に使う電気器具のワット数を合計してみるとよいそうな。

はらさんによると、節電にあたって、もっともヤバいのは電気温水器だそうな。

これ、まことに効率が悪いそうで、ドイツでは「バターをチェンソーで切る効率の悪さ」と表現するのだそうな。

バターをチェンソーで切るってねぇ、節電するなら電気温水器だけは止めた方がよさそうだ。

そういえば、

北海道ガスは、電力自由化となる2016年12月から電力の小売事業に参入すると先日発表しておる。

三井物産とイワクラが苫小牧で木質バイオマスによる「5000キロワット規模」の発電をするのだそうな。

これを北ガスが全量買い取って小売する。

ほかにも石狩湾新港周辺に液化天然ガス基地を持っておる北ガスは、10万キロワット程度の火力発電を2020年までに稼働させるという。

これは将来、ロシアからの天然ガスを輸入する動きを睨んだものだろう。

この先、ロシアのサハリンからパイプラインで天然ガスが北海道に運ばれれば、現在のように原油価格と連動しない安価なガスが利用できるようになる。

この先は発電方法の多様化と新電力会社が次々できることで、電気料金は下落傾向となりまする。

2016年の電力自由化をにらんだ動きはこの先もっと活発化する。

消費者にとって、どんな電力会社を選択するか、そんな楽しみもできてくる今日この頃なのでござる。