午前6時の気温は零度。
屋根にドンと乗ったままの雪がごっちゃりあって、いつ落ちるんだろと嫌な感じがしております。
ですが今朝は温かいもんだから、ときおりその一部がコロコロと剥がれ落ちるのです。
さらにきょう日中は、な、な、なんと1月というのに雨の予報!!
この雨で危険な屋根雪が溶け落ちてくれるといいのですが、果たしてどうだろ???
さて、
トヨタが燃料電池車の普及に自社が持つ特許約5680件すべてを無償で公開すると発表したそうな。
各紙電子版が伝えておる。
燃料電池車では世界のトップを走るトヨタが、特許を公開することで、普及を世界レベルで加速させる魂胆なのだろう。
太っ腹といえば太っ腹でござる。
トヨタは燃料電池車「MIRAI(ミライ)」を昨年12月、世界の自動車メーカーで初めて一般販売しておる。
値段は723万円だそうな。お安いメルセデス並みか!?
この5680件の特許にかけたカネ、莫大なことになっておるからこんな値段にもなるのだろう。
かつては1億円もしてましたから、桁違いに安くなったといえば安くなりましたけどね。
特許公開によって燃料電池車はそう遠くない将来、一般家庭に一気に普及する可能性もあって、まことに面白い。
ハイブリッドや電気自動車を買う予定は、いまんとこ我が家にはありませんけど、燃料電池車については、ハニーさんと相談しておって、値段次第で買うことにしております。
なんといっても燃料電池車は究極のエコカーなのでござる。
水素と酸素を反応させて電気を起こし、この電気で走るのでござる。
おぢが中学の理科で習った「水の電気分解」の逆をするのだそうな。
だからCO2などは排出せず、排出するのは水だけってことなのです。
トヨタのMIRAIは水素の充填時間がわずか3分、満タンにすると650キロ走れるというからガソリン車とそん色ない。
しかも発電するわけですから、災害時には家庭における小さな発電所にもなるというのです。
水素は爆発したら怖いイメージですけど、交通事故などでは、タンクから漏れても、すぐに空気中に拡散するので安全だともいうのです。
なんだかいいことづくめではないですか。
そして、燃料の水素はわが国で生産することも可能なわけですから素晴らしい。
安全保障上も嬉しいのです。
そんなことで水素ステーションの設置が待たれるわけですが、いまんとこ北海道ではその予定がないとういからがっかりだ。
そこらじゅうの道路を、燃料電池車がスイスイ走る時代はすぐそこに迫っておるのです。
いつになるのか、なんとも楽しみだなぁ、、、