午前6時の気温はマイナス10度。今朝からいつもの冬が復活しておるのです。
細かな雪も降ってますなぁ。
薪ストーブがじゃんじゃん燃えてますけど、部屋が温まるにはもう少しかかるのです。
起き抜けのいまの室温は17度でござる。
さて、
またもやイスラム国が、後藤さんを使って声明を出しておる。
東京新聞電子版によると「男性は『私の最後のメッセージ』と述べ、後藤さんとリシャウィ死刑囚との1対1の交換を要求した」という。
フォトジャーナリストの豊田直巳さん(58)は「ただ、『イスラム国』は交渉したいと言っているわけで、交渉次第で後藤さんの解放という解決は可能だと思う。日本政府はあらゆるパイプを使って交渉の場を確保してほしい」と申しておるそうな。
イスラム国に参加するとして渡航をしようとした北大生と、これに同行取材しようとしたフリージャーナリスト常岡浩介さんは、イスラム国とパイプがあると話していた。
逮捕されたけどね。
しかし政府からの接触がないとも話しておったです。
常岡さんと、見た目ちょいと怪しいイスラム法学専門の元同志社大学教授の中田考さん、政府はこのふたりにちゃんと接触したのだろうか?
ニッポン政府には、文字通りあらゆる方策を探っていただきたいと思うのです。
卑劣なイスラム国ではありますが、くどうようですが我がニッポン国は、西側諸国とは一線を画し、イスラム社会とキリスト教、いずれにも組しない独自の立ち位置を貫くべきじゃ。
国家国民を預かる政府にとって最も大事なことは「国民を飢えさせないこと」「戦争をしないこと」なのです。
沖縄でこう申したのは菅原文太さんでござる。
「政治の役割はふたつあります。一つは国民を飢えさせないこと、安全な食べ物を提供すること!! もうひとつはこれが最も大事ですが、絶対に戦争をしないこと!!」
くどいようですが、西側諸国にありながら独自のスタンスを取るトルコ同様、ニッポンも独自の立場で戦争には加担しないのが、国民の命を守る方策だと思うのですがね。
「ヤツラをやっつけろ!」などと威勢のいいことをいう大人は、たいていは自分は安全なところに身を置き、戦場に行って死ぬのは、結果、そいつらに踊らされた若者たちなのです。
「戦争をしないこと」これがニッポン国が先の大戦で、310万人ものニッポン人の死者から得た教訓なのです。
そこを肝に銘じましょう。