寝坊いたしました。
午前7時の気温は今日もマイナス7度。
雪は降っておりませぬが、曇り空で無風だ。
予報によると、きょう日中は晴れのお天気で、最高気温はプラス5度だそうな。
家の周りの雪を片づけるには絶好の日和のようです。
そんなことで、きょうは仕事をそそくさと終えて、除雪に明け暮れる。
それが終わったら、夕方はジムで汗かいて疲れをいやす。
そんな一日になりそうです。
ご覧の写真は、ニセコアンヌプリにあるご当地で最も有名なニセコグラン・ヒラフスキー場でござる。
じーさんがスキーするのは、もう少し先、ふあふあ雪がたっぷり降ったころになりますでしょうか?
さて、
12月1日付東京新聞電子版では政府が「新小型原発、開発へ 温暖化対策を名目に経産省」と伝えておる。
経産省は、地球温暖化対策を名目に、2040年ごろまでに新小型原発の実用化を目指す方針を固めたとか。
いまどき、こんな方針固めてどうする???
…とフツーのニッポン人は思います。
福島の原発事故から8年を経ましたけど、何か解決したかね?
避難中の方も相当数に上るし、自宅へ戻ることをあきらめた方も相当数に及ぶ。
福島の事故をきっかけに、再生可能エネルギーへの転換が世界規模で起きておる。
原発の建設コストも、事故をきっかけに、コストは膨れ上がり、いまや再生可能エネルギーの3倍だ。
ちっとも安いエネルギーではなくなった。
そして一旦事故が起きれば、立地した町や村は一瞬にして「死の町」ですわ。
こんなもん、どもこもならんでしょう。
だから小型原発かね?
小さかろうと大きかろうと、一旦事故が起きれば「死の町」ですけど…
記事によると、この新方針は11月14日に経産省内で開かれた非公開の国際会議で、同省資源エネルギー庁の武田伸二郎原子力国際協力推進室長が表明したそうだ。
しかも「本紙は武田室長に取材を申し込んだが、応じていない」のだとか。
この武田さん、国内の多くの原発が2040年ごろに寿命を迎えることを受け、「将来も一定の原発比率を維持するには、新原発の建設に向けて今、準備を始める必要がある」と述べたという。
ようは原子力ムラの代理人ですかね?
一方、世耕弘成経産相は国会で「新設、建て替えは全く考えていない」と答弁しており、新増設を想定した新方針は、従来の立場を翻すことになると東京新聞は書いておる。
ようするに「原子力ムラ」は、「地球温暖化防止」「パリ協定の実現」などを名目に、復権を狙っておるってことらしい。
こうしたとんでもない動きの一方、昔の名前で出ておる亀井静香さんが「脱原発へ起業」と朝日新聞電子版が伝えておる。
亀さんこう話しておるとか。
「始めるまでが大変だが、始められれば再生可能エネルギーは『超』の字がつく優良事業になる。だから銀行もカネを貸す。楽ちん楽ちんさ」
82歳の元警察官僚の亀さん、元気でよろしい。
小型原発など胡散臭いモノを計画してる場合じゃないだろと思う。
原子力ムラは、この国を滅ぼすたくらみでも持っておるのだろうか?
原発は、そのムラの住民以外にはメリットなどはない。
地震頻発国に住む一般国民にとっては、単なるリスクでしかないのだと申しておきましょう。