おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「原発建設」コスト高で崖っぷち、ニッポンは「廃炉技術の確立」にシフトしてはいかがか!?

2018年12月05日 | Weblog

午前6時の気温は零度と暖かだ。

きのうからの雨も止んで、雪がちらほら降っております。

きょうは次第に冬型の気圧配置となって、はじめ曇りで雨、そこから吹雪だそうな。

どうやら荒れ模様の一日になりそうです。

写真はきのうヨドバシドットコムから届いた「コードレス低周波治療器」だ。

ようは肩こりがひどいので、手軽に使える治療器がほしかった。

そこでネット購入したのです。

ヨドバシのいいところは、送料が無料ってところ。

しかもアマゾンとか楽天に比べて、スピーディーに届くので、たいへん重宝しておる。

でもって、きのうからこの低周波治療器を使ってますけど、なかなかいい。

これを購入した理由は、①乾電池を使わないこと、②充電ができること、そして③コードレスってこと。

おぢ的には三拍子そろっておるわけ。

充電ができるので、電池切れの心配はないし、コードレスなので両手が使えてあちこち動ける。

しかも4000円に満たないお値段だったわけ。

背中に張り付けたりする場合など、奥さんにお願いしないといけませんけどね。

さっそく夫婦して使っております我が家のヒット商品でござる。

さて、

ニッポン政府と三菱重工などの官民連合によるトルコでの原発建設が、オジャンになったそうだ。

きのうの日経新聞が伝えておる。

日経によると、オジャンになった理由は、建設費が当初予想の2倍近くに膨らんだため。

この春、日経は「原発の建設コストは再エネ発電の3倍になった」と報じておったよねぇ~

つまり、福島第一原発事故を受けて、原発建設に際しては安全対策費が大幅に上昇。

トルコでの建設費は、当初予想の2倍近い5兆円規模に達したのだ。

見方を変えると、福島の事故以前の安全対策は、コストもかけずにいい加減だったってことだろか?

テキトーな安全対策しか施されなかったか?

さすれば、現存する国内の老朽原発、ヤバくはないのか!?

国際エネルギー機関(IEA)によると、2017年の原発の新設は16年に比べて7割減ったそうだ。

7割減ってことは、もう世界的に原発建設は、この先なくなるであろうレベルですわ。

「安全対策費が大幅に増え、他の発電に対するコスト競争力が低下しているのが実情だ」と日経は伝えておる。

他の発電ってことは、再生可能エネルギーだ。

こっちの方が圧倒的にコストが安くなったということですから、春に日経が伝えた通りなのです。

これで、ニッポンの「原発輸出プロジェクト」は、日立が英国中部で計画している案件のみになったという。

こちらの案件はどうなんだろ???

世界の趨勢は、完全に脱原発にシフトしましたけど…

日経は「国内での新設案件はゼロで、長年培ってきた技術の維持にも暗雲が垂れこめている」と書いておる。

悪いけど、原発を建設する「技術の維持」などいまさら必要か?

それよりなにより、いま必要なのは「廃炉のためのノウハウ」「廃炉技術の確立」ではないのかね。

福島での事故の後始末は、いまださっぱり進んではおりません。

だけど、これに係る廃炉技術はそれなりに進んできておる。

そう遠くない将来、ニッポン国内でも原発の廃炉時期が次々訪れる。

1基解体するったって10年、20年か、もっと長期にわたるそうだ。

ここはもう、こうした原発解体技術を育てて、「解体技術」による活躍の場を世界に求めてみる方が、よっぽど前向きではないのか。

国民とって「百害あって一利なし」と化した原発なのだから、「廃炉で金儲け」をする算段した方が、世界のために役立つ。

「廃炉産業の育成と強化」が世のため人のため、地球のためだと思うけど、どうよそのあたり???