おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

自称「真正右翼記者」の相澤さん、週刊誌などへの出稿に期待してまっせ!!

2018年12月19日 | Weblog

午前6時の気温はマイナス5度。

昨夜から降り続いた雪が、またまたけっこうな量、積もったのでした。

ってことで、まだ暗い朝ですけど、降りが弱まっておるので、いまのうちにそそくさとデッキの除雪をいたしました。

早め早めが楽チンですから、少し重い雪でしたが15分で終了。

動いたことで肩こりも良化です。

加えて、ただいま例の「コードレス低周波治療器」を肩にペタッと貼り付けて、うだうだ当ブログを書き始めたところです。

最近は長距離ドライブの際にも持っていき、ハニーさんに運転を代わってもらって使用することも。

重宝しております。

さて、

「森友事件」の報道を巡って、報道局長から「あなたの将来はないと思え」と言われ、あっという間に左遷された相澤冬樹さんの著書「安倍官邸VSNHK」

さらさらと読ませていただきましたです。

相澤さん、ラ・サール高校から東大法学部を経てNHK入局というから、いわばエリート街道まっしぐらかと思ったら、出世街道を外れていくのです。

部下の女性記者が倒れ、リハビリで奇跡の復活を遂げたものの、記者職に戻れぬ体になった。

この件があって以降、15年間1度も昇格しなかったというから、その責任を問われたのでしょう。

やむを得ないかもしれませんけど、1度も昇格しないってねぇ、、、

イエローカードなしで、いきなりレッドカードで15年も昇格ナシはどうなんだ???

また、「森友事件」を「クローズアップ現代」で放送するにあたり局内での様々な暗闘も知りました。

真実を伝えようというのに、局内のあっちこっちから力が加わるって、どうなのよ???

籠池さんがテレビカメラの前で見せた「ニセ100万円札の束」についても、本人は「あれは偽物だと知らなかった。本物の100万円を用意していた」とか。

これは完全にウラが取れていないとしながら、関係者の発言として「籠池さんがいつ逮捕されてもおかしくないのでニセの札束を用意した。理事長は偽物と知らずマスコミに見せた」という。

あの100万円の束で、籠池さんってお方は相当怪しい人ではないかと、おぢなんかも思ったけど…

また、相澤さんは初任地が山口県だったこともあり、「吉田松陰先生の遺訓を胸に刻み」松陰神社のカレンダーを自宅や職場にも張るという「自他ともに認める真正右翼の記者」だというのも面白い。

ではありますが、プロとして真実を探り出し、スクープに執念をみせる姿は凄まじい。

もっとも、ちょいとしつこい感じのお方で、取材対象者とのメールのやり取りなんか、少々気持ち悪い場面もありました。

ちょっとキレやすい感じも、「どうなんだ?」とは思いましたがね。

それにしてもですが、相澤さんが申しておる通り、報道局長がこと細かに報道の現場に口を出すただいま現在のNHKはいかにも気持ちが悪い。

戦前戦中の「報道統制」みたいで、おぢは心底「ゾッとします」

ニュース現場に細かく口出しする「Kアラート」などと呼ばれる存在がいて、真実を大きく放送しようとしても、小さく目立たなくしようとするそうだ。

そもそも記者だったという小池報道局長が、安倍官邸の顔色を伺いながら権力者の意向に沿って報道させようとするって、おかしいだろ!!

この報道局長には、プロの記者としての矜持ってもんがないのか?

それとも、もっと上からの力なのか?

このままではニッポン国、80年前に逆戻りして、またまたおかしな方向に進むのではないかと心配にもなる。

また、怪しげなネット情報を信用し「プロの記者の記事・原稿を信じないというのは、報道への不信であり、これは民主主義の根幹を揺るがす」はごもっともだ。

NHKを辞められ、これからは大阪日日新聞の論説委員、記者としての活躍するのでしょう。

そこは楽しみでもあります。

どこぞの週刊誌で、相澤さんの「森友事件」についての詳報スクープ記事を掲載される日がそう遠くない将来、訪れるであろうことをおぢは祈念しております。

「森友事件」は、国民の財産である国有地が不当に安い値段で販売した公務員の「背任罪」も不起訴。

決裁文書の改ざんも、虚偽公文書作成罪も、その他の証拠隠滅も、関係者全員が不起訴でした。

そして籠池夫妻だけが大阪地検特捜部に逮捕され10か月もの間、大阪拘置所に放り込まれた。

保釈されてはおりますが、初公判はいつになるのか、さっぱりですわ。

今年6月に共同通信が行った世論調査「森友問題は未決着が78%、佐川氏不起訴は納得できずが69%」だった。

多くの国民が納得していないこの問題、決して風化させてはいけないと思うおぢでござる。

相澤さんの奮闘に期待するとともに、バランスを大きく欠き「Kアラート」をいまも出し続けておるであろうNHK報道局長の更迭を切に望みますです、ハイ!!