午前7時の気温はマイナス3度と暖かい。
天気予報によると、気圧の谷の接近で今日は午後から雨か雪だそうな。
変なお天気です。
さて、
今週号の週刊文春はお読みになりましたかね?
「森友スクープ記者はなぜNHKを辞めたか」です。
大阪報道部にいた相澤冬樹記者が、森友問題で特ダネを報じると、なんとNHKの報道部門のトップである小池英夫報道局長が激怒したというのだ。
小池さんからの電話を受けた大阪放送局のA報道部長は、相澤記者にこう言ったという。
「あなたの将来はないと思えと言われちゃいました」
翌月、相澤さんは報道部から考査部へ異動となったそうな。
世間でいうところの左遷でござる。
ようはスクープを飛ばしたら、報道トップの逆鱗に触れたというのです。
スクープですから、褒められるとか、局長賞を貰うならわかるけど、左遷とはどういうことか???
酷い話があったものです。
記事には、森友問題で書いた原稿が、NHK内部で何度も書き換えられたり、意味合いを弱められたりしたことが縷々書かれておる。
特ダネニュースがニュースの最後の項目になったり、目立たない形で扱われたりもしたというから、許せぬ所業です。
これって戦前戦中の「検閲」と似たりゴンベだろ。
権力に都合の悪い情報は出させない、出さないというなら、NHKの報道はまるでかつての「大本営発表」ではないのか。
相澤さんは現在、大阪日日新聞で記者を続けておるという。
森友問題では近畿財務局の財産管理官が自殺に追い込まれておる。
財務省の調査報告書には、この管理官など「配下職員」が公文書の書き換えに抵抗した姿が記載されているという。
国有地を格安で売却しようとしたことでは、誰一人責任は取っていない。
一方の当事者である籠池夫妻は300日も拘留されたけど、裁判も始まっていない。
人ひとりが自殺して、ムニャムニャ状態のままというのが森友問題だ。
この真相を取材し続けるという相澤記者の奮闘に、おぢは田舎町からエールを送ります。
頑張れ相澤さん、おぢはとりあえずその著書を買って応援いたします!!