おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

テキトー人生ですけど、介護だけはされないようガンバルぅ~

2018年12月25日 | Weblog

朝のEテレ体操を終え、うだうだしておったら午前7時です。

気温はマイナス5度。

街灯は7時ちょっと前に消えました。

冬至は過ぎましたけど、そんな急には明るくなりません。

当たり前ですけど…

「ドン、ドン」と遠くで音がいたしました。

今シーズンこの音を聞いたのはこれが最初でしょうか? 

雪崩防止のためのダイナマイトによる発破です。

ご当地スキー場では、場所によって、人工雪崩を起こして、スキー・スノボ客が雪崩に巻き込まれないようにしております。

例年ですと、もっと早い時期から「ドンドン」と爆破音が響きますが、今年はずいぶん遅い。

けさもたいした量が降ってませんけど、クリスマス休暇でお金持ちの外国人がどんどこ訪れておるゆえでしょうか?

欧米ではスキーやスノーボードは「お金持ちのスポーツ」なのだとか…

そういえば、きのうご当地の複数のスキー場で花火が上がっておりました。

昨夜はクリスマスイブでしたもんねぇ、、、

おぢは休肝日、我が家はすっかりフツーの夜で、録画してあった小津安二郎の映画「東京暮色」観て、どんよりしておりました。

以前も書いておりますが、ご当地ではこの時期毎日「ニセコ雪崩情報」が出されております。

スキーに行く際は、これを参考にいたします。

きのうまでの第19号では「標高1000m以上の雪崩リスクは中程度に高い。森の中には良い雪が入っているが量が20-30cmと少なく底あたりする」と書かれておる。

標高1000m以上では雪崩リスクだ。

さらに森の中ではけっこういい感じだけど、それでも雪の量が少ないので、滑っても「底当たりする」つまりはガツンガツン底に当たって、「ふあふあした浮遊感」がないということになる。

また、「スキー場からのコース外滑走はまだ出来ないのでロープをくぐりコース外を滑ってはならない。一人がくぐれば大勢がそれを真似て事故発生の確率を高める」と書かれておりました。

コース外滑走もムリなのだ。

この雪崩情報を、早朝から提供する70歳の冒険家にして雪崩調査所の新谷暁生所長には頭が下がります。

新谷さんの献身的なご苦労で、雪崩による死亡事故が少ないのだと思います。

「もっと自由に滑らせろ!」と一部外国人からは不満の声もあるようですが、ニッポンではまことに先進的な「ニセコルール」があることで、コース外滑走の安全は保たれておる。

世間には、地味なようですがで社会貢献をされる方があっちにもこっちにもいる。

「世の中のため、人々のために生きる方」がおるのです

いい加減がウリのおぢは、こういう人を心底ご尊敬申し上げまする。

テキトー人生ですが、とりあえずできることといえば、介護を受けない体づくりくらいでしょうか?

寝たきりだけにはならずに、憎まれながら、世に憚ることにいたします。

相も変わらずで、スマンね!!