おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

小泉元総理の著書「原発ゼロ、やればできる」きょう発売

2018年12月22日 | Weblog

午前6時の気温はマイナス2度。

重そうな湿り雪が深々と降っております。

毎日降るのが当たり前のご当地ですが、ここんとこ穏やかな日々で、すっかり安心しておりました。

ではありますが、忘れないようちゃ~んと降るのが羊蹄山麓の豪雪地帯ニセコです。

先ほども、ドドドーッと屋根に積もった雪が落ちましたワン。

湿った重い雪が数センチ積もっただけなんですけど…

本来、ご当地の軽い雪は、大量に積もってから落ちることになっておるけど、今朝は違うのだ。

気温の高い本州方面みたいな重い雪なので、きょうは雪かきも重労働だ。

「力仕事も筋力キープには大事だ」と思って、今日もガンバルことにいたします。

ところで、

小泉純一郎元総理が、脱原発を実現する道筋を描いた著書「原発ゼロ、やればできる」を出版したそうな。

きょう発売だそうです。

「右も左も関係ない。国を愛するということは、原発をゼロにするということだ」は、まことにごもっとも!!

古巣の自民党に「次の総理で原発ゼロを」と呼びかけておるそうだ。

著書によると「(国内で導入済みの)自然エネルギーの割合は原発15基分の発電量に相当する」と指摘。

「自然エネルギーで日本は『資源大国』になれる」と強調しておるそうだ。

こちらもごもっともだ。

考えてみてもくださいな。

なんだかんだいいつつ太平洋戦争は石油という資源を巡る戦争だった。

戦後も「中東からの石油の確保」で右往左往した。

いまでも電力は、石炭だったり、天然ガスだったり「化石燃料」が主流ですわ。

資源のないニッポンは、なんだかんだ、これまで資源確保にあれこれ苦労をしてきた。

ところがいまや、太陽光や風力、地熱等々、低コストのエネルギーが自前で確保できる時代なのです。

重厚長大で高コスト、加えて核燃料は輸入しなきゃならんのが原発だ。

輸入に依存しなくてもいいわけなので、自前のエネルギーにシフトする方が明らかに賢い。

国の「安全保障上」からも、自然エネルギーほどいいモノはないって話だ。

自動車もEV(電気自動車)の時代が間もなくやって来るというから、脱石油、脱化石エネルギーへ向けて世界はひろみGOなのだ。

そんなこんなで、こと自然エネルギーに関しては世界の周回遅れとなっておるニッポン、ポスト安倍にはぜひとも脱原発を実現していただきたい。

南海トラフの巨大地震とか首都直下型地震とか、大地震が近い将来想定される中、危険な原発を動かしてる場合ではなかろう。

もしもう1回福島のような事故が、東京以西で起きたなら、ニッポンはホントにアジャパーだ。

小泉さんの「原発ゼロ、やればできる」は、自民党の政治家の皆さんにぜひ読んでいただきたい。

おぢもこの本を買って、小泉さんを応援いたしますです、ハイ!!