午前6時の気温はマイナス5度。
きのうからけさにかけて、雪はほとんど降っておりません。
いまのところ、穏やかな朝を迎えておりますが、どうやらこれから荒れ模様。
予報によると、低気圧が急速に発達しながら北海道付近を通過するそうだ。
吹雪の影響で、昼前から夕方まで雷を伴うところもあるとか。
昨夜のテレビの天気予報では「爆弾低気圧」だという。
吹雪による吹き溜まりにも要注意だ。
停電の恐れもあることから「電気を使用しない暖房機具を用意した方がいい」と、とっても正しいことを申しておった。
いまやカセット・ガスを使った簡易ストーブもあるし、貼るカイロなどもあるので、凍えぬよう準備してね。
なかでも電力会社や家電メーカーに騙されて、オール電化やエアコン暖房しかない雪国の家庭は要注意でござる。
ところで、
先日ある健康番組で口臭予防について放送しておりました。
まずは自分では匂ってるか匂ってないか、ほぼわからない「口臭のチェック」だ。
これは、「歯ブラシで舌をこそげて、その匂いを嗅いでみるといい」というのです。
我が家には舌苔(ぜったい)を毎朝取るブラシがあるので、やってみましたワン。
う~ん!! ほぼ無臭と思ってましたけど、ほんの少しですけど匂う。
おぢはほぼ毎食後、自宅にいる際は歯間ブラシを使い、エムズワンのお安い口内消臭液でうがいしておった。
それに加えて朝晩2回の歯磨きなのだ。
だけど、歯周病もないのに少々は匂うのでは、がっかりですわ。
そんなことで、歯医者さんもしておるという、就寝前の「オイルでお口くちゅくちゅ」を実践しております。
歯を磨いたあとの就寝前、スプーン1杯程度のオリーブオイルを口に含み、くちゅくちゅ約1分するそうです。
オイルで口をゆすぐと、ようは油膜で歯茎周辺が「酸欠状態」になる。
これで、歯周病菌やら、虫歯菌などなどその他多くの雑菌が酸欠して死滅する。
匂いの元が絶たれるわけですから、それはもう口臭予防には完璧ってことらしい。
なるほどなのです。
「歯医者もすなるオイルでお口くちゅくちゅ」、いい方法だと納得し、就寝前に続けておりまする。
表題のこれ、紀貫之の土佐日記の「女もすなる…」からのパクリだ。
スマンこってす!!
さて、
生煮えといわれ、「1億総活躍社会」という安倍政権のお題目にも反する「移民法」がきょうにも成立するそうだ。
「深刻な人手不足」だから安易に外国人ってどうよ???
人手不足だからこそ、女性も年寄りも働くという、1億総活躍社会ではなかったのかね?
しかもここへきて、技能実習生がわずか3年間で69人も死亡しておるというから驚いた。
自殺や溺死だそうだけど、どう考えても異常な数字です。
実習生を取り巻く環境、メチャクチャ。
今回の法案、ブラック企業を助長するという見方もあってまさに深刻なのだ。
記事は、そもそもブラック企業だからこそ、人手不足で人材不足なのだと指摘しておる。
賃金が安く、労働条件が悪いからブラック企業になる。
そんなどもこもならん企業を潰さず残すために「外国人を押し込む」のがこの法律だというのだ。
最低賃金を上げることで国のGDPを押し上げることに成功したイギリスとは全く逆。
最低賃金が下落する方向にドンドン向かうのがこの法案だ。
おぢはニッポン人の最低賃金が下振れし、さらに安くなるのを心配しております。
ダイヤモンドオンラインの記事によると、外国人労働者へのセクハラ・パワハラも勃発しておるという。
記事によると、茨城の大葉農家に住み込みで働いた実習生の中国人女性は、大葉を束ねる作業を「内職」とされ時給300円でこき使われたあげく、作業中に雇用主からお尻などのボディタッチだ。
カンボジア人の技能実習生は、東京都内の建設会社で配管工として働き始めたが、上司から「アホ」「死ね」など暴言を吐かれたあげく、工具でヘルメットを思いっきり叩かれた。
東京五輪を前に人手不足が進行中だけど、これが終わったらどうなるね?
たいていの場合は、不況で人手が余るんでないの?
まさに弥縫策(びぼうさく・一時のがれ)、泥縄(どろなわ・泥棒を捕まえてから縄をなう)なのです。
いやはや…
そこにくわえて水道の民営化だ。
地域独占の水道が民営化されて、水道料金や水道インフラはさらにピ~ンチ!?
先日の羽鳥モーニングショーは、世界第2位の水メジャーであるヴェオリア社の社員が、な、な、なんと、水道などの民営化を推進する「内閣府民間資金等活用事業推進室」に出向しておると伝えておった。
水メジャーの意向に沿ってつくられた水道民営化の法律ってことですか?
マッチポンプもここに極まるのだ。
そしてこの両法案の後ろにいるのが竹中平蔵だそうな。
日刊ゲンダイは「竹中平蔵利権」と伝え、「2つの悪法」とも…
なんだかニッポンはおかしな方向にどんどん進んでおる気がするけど、どうよそのあたり???