2010年 9月13日(日)
名古屋商工会議所 若鯱会様よりご招待を頂き、
研修セミナー~経営者のためのメンタルケア~
の講師として参加させていただきました。
若鯱会は、日本最大級の若手経営者・後継者育成のための
異業種交流団体で、会員の相互啓発と企業の持続的発展、
地域経済の活性化への寄与を目的に活動されています。
セミナーに参加して頂いた201名の皆様の、
熱意と意欲には圧倒されてしまいました。
心理についての話に熱心に耳を傾けられていたのはもちろん、
一対一の誘導となる瞬間催眠体験の希望者を募ったところ、
全員ではないかと思うほど多くの方に手をあげて頂きました。
今までの経験では、催眠には興味があるけれども
自分が実際に体験するのはちょっとと、
しり込みする方もおられ、
多くて一割程度の希望者となっていましたので、
とても有り得ない希望者数です。
それだけでも、驚きなのですが、
実際の誘導によって
次々と催眠体験をする仲間を目にしたことで、
さらに希望される方が増えていったように思います。
さらに、さらに素晴らしいことは、
希望された方の殆どの方に実感ある催眠を
体験して頂くことが出来たことです。
以前のブログに書いたかどうか忘れてしまいましたが、
催眠は術でもなく魔法でもありません。
誘導者と体験者とのコミュニケーションによって
達成する事が出来ます。
そして、誘導者は催眠体験を希望、
または了承する被験者の援助者ですから、
誘導者がいくら素晴らしい技量をもっていたとしても、
それだけでは、その目的を達成することが出来ません。
被験者の協力、被験者の心の柔軟性、
未知なるものへと足を踏み入れる決断をして頂くだけの
少しの勇気を提供して頂くことが必要になります。
さらに、誘導者の技量が高ければ高いほど
被験者の負担が少なくなり、
誘導者の技量が低ければ低いほど
被験者の負担が多くなります。
ですから、今回の希望者数の多さ以上に、
実感ある催眠を体験される方が、
希望者のほぼ全員ではないかと思われる位に達したことは、
セミナーに参加された皆様の心の状態。
積極性、柔軟性、熱意、意欲が、
どれだけのものであったのかを考えると、
感動をせずにはいられなくなります。
今回、お世話になった委員の皆様、会員の皆様に
心よりお礼を申しあげます。
催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計