ある人が九州から神戸に足を運び私の施療を受けに来てくれました。
しかも、お土産も頂きました。
私のブログ読者の皆様の中には、
何故、その方は地元でのカウンセリングを選ばずに
神戸の私を選んだのだろうと思われているのではないでしょうか。
本を出版している訳でもないし、
過去に数本のTV番組に出演したことを覚えていてとは思えないし、
きっとホームページを見てだろう。
しかし、数あるホームページの中から何故、
ホームページの内容が信頼できると思ったから、
でも、そこまで差別化できる内容のことは書いているとは思えない。
凄い施療をする人が居るとの風のうわさを聞きつけたからなのか。
いや、それよりも一番男前だからじゃないのか、
それが理由として一番しっくりくるかも。
と考える方も沢山いるかもしれませんが、
実は、ホームページでも男前が理由でもありません。
その方は、私と同じ催眠系のカウンセリングを何か所か受けていまして
どこも催眠に上手く掛からない。
なんでも10年ぐらい前に唯一人、
私に催眠を体験させてくれた人がいる。
それは、東京のクリア研究所のスタッフの方で
今はクリア研究所を止めて行方を捜したけれども見つからないとの
話をしたところ、その人なら今神戸で独立しているよと
紹介してくれたそうです。
自分でも催眠誘導を成功させることが出来ると
ちょっとしたプライドや意地が邪魔をして
他の所をなかなか紹介出来ないものですが、
自分が行っていることに自信がある故の紹介だと思っています。
と言うような下りがあって、
私の所に来て頂いたののですが、
話はそれで終わりではありませんでした。
私も東京で沢山の人の施療に関わってきましたが、
一人一人の名前は覚えていないとしても、
その方の顔を見ると覚えていたりするのですが、
顔を拝見しても記憶が一切ないのです。
その方の私の顔を見る様子を見ると
やはりちょっと変な感じ。
「あれ、おかしいなあ。」と思いつつ、
話をお聞きすると、10年程前に催眠を誘導した方は、
私ではなく、クリア研究所の私の先輩であることが判明。
つまり人違いです。
九州から神戸に来て頂いて人違い、
そして、催眠誘導に失敗したとあってはと
いつも以上にプレッシャーを感じたものの、
そんなに時間を要せずに瞼の閉眼反応、腕の硬直反応と
体験して頂き誘導に成功。
その後、
その方の目的であった自己催眠のやり方を伝授。
そして、それとは別に心理療法の立場からの見解がありましたので、
それについても取り組んでみてはどうかの説明と提案をして
終了しました。
なにはともあれ、
人違いと言う失敗から始まりましたが、
失敗を失敗のままで終わらさずに成功で終わらすことが出来たことは
その方にとっても私にとっても何よりです。
それとクリア研究所の仲山和輝氏から免許皆伝を頂いたものとして
面目躍如できたことにもホッと胸をなでおろした次第です。
催眠誘導&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計