南禅寺の前に立ち寄ることにしたのが
南禅寺の隣の永観堂。
世界遺産ではありませんが、
世界遺産の仁和寺の雰囲気もあり、
世界遺産の天龍寺の雰囲気もどことなくあり、
庭園も建物も期待していた以上の大満足となりました。
永観堂の総門
拝観料600円を支払い建物内へ
外国人の方が、のんびりと休んでいたのか、
雰囲気を味わっていたのか分かりませんが
う~ん。絵になるなあ。
こうしてわびさびの日本文化を楽しんでくれているのを見ると
こっちも嬉しくなります。
順路に従い左へと進んでいきます。
隣の部屋にも綺麗な襖絵があったのですが、
写真撮影禁止のマークがあったので撮れていません。
この部屋にはマークが無かったので大丈夫と思うのですが。。。
こじんまりとした庭の前を通って
回廊を進みます。
仁和寺の時に気がついたのですが
私はこのような回廊が結構好きなようです。
多分、秘密基地的な感じがしているのだと思います。
赤い建物にみかえり阿弥陀仏像(国・重文)がある所です。
またまた階段を上って
この彩色された軒先の背中側に阿弥陀堂(本堂)に永観堂の本尊、
みかえり阿弥陀像(国・重文)が
鎮座しているのですが例によって写真に収めることが出来ません。
じっくりとゆっくりと御尊顔を拝ませて頂き、
来た回廊を戻り、臥龍廊へ
奥に見える開山堂まで来たのですが
特に何もありませんでした。
この開山堂の上に多宝塔があるのですが
ここからは行けないようです。
開山堂からの景色
これで全部歩いたようなので引き返し
庭やその他の拝観へ
弁天社と放生池。秋の紅葉のように赤く染まっているのは何だろうか。
反対側の景観
今回の旅で経験した事なのですが、
京都の人は冷たいとか、気位が高いとかの話しを聞きますが
私達が、下賀茂神社にしても、永観堂にしても、バス乗り場にしても
うろうろと探していたら、こちらが声をかけて尋ねなくても
多くの人が向こうから声をかけて教えてくれたんですよね。
私達が観光客だと分かったのか謎ではありますが。
本当に助かりましたし、有難いことです。
だから私は、今度から「京都の人は冷たい。」と聞けば、
いんや。とってもあったかい人ですと言うでしょう。
それと、今回の旅で見ず知らずの、
見ず知らずなのは当然なのですが、
外国人の人達が、挨拶をしてくれたのには驚きでした。
よく山歩きの時にすれ違った人達同士が
挨拶をするのがマナーと聞いたことがあるのですが、
それと同じような感じで挨拶をしてくれたのです。
しかし、何て言ったのか良く聞き取れません。
ハローではないことは確かで、ハーイでもないことは確かで、
ハウ・ア・ユウでないことも確かで、
国際人ではない私なので
ハローもヘイもハーイもちょっと気やすすぎるし、
ウエルカムはなんか変だし、
結局日本語で「こんにちは。」と返したのですが、
向こうも笑顔だったので良しとしましょう。
私が日本人を代表してと言うのも何ですが、
そんな素敵な外国人の方に、
心よりのウエルカムを送りたいと思うのです。
今回は時間の都合と体力の都合で
予定していた南禅寺は、次回に訪問する事になりましたが
いつも以上に楽しい大満足の旅となりました。
催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計