心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

禁煙

2018年10月26日 | 雑感・愚見

 

私は喫煙者で、昔々、洋画の中の主人公の

煙草をふかす姿が無茶苦茶渋くてカッコ良くて、

その姿への憧れから、

やんちゃな仲間と吸い始めたと記憶しているのですが、

今思えば、子供っぽい動機です。


喫煙の身体への健康被害について

何とか学会や組織が唱え、世間がざわつき始めてから

自分なりに調べてみたのですが、

ㇲトンと腑に落ちる情報が見つからないし、


縁あって施療に来て頂いた数人の医師の方にも

ぶっちゃけで話を聞いた結果、

聞こえ、見えるネガティブな情報ほど

身体への毒性というか害性は

強くないだろうとは思っています。


ではあるのですが、

煙草が身体の健康に良いはずがないので

喫煙するより、しない方が正解だとも思っていますし、

なによりも最近の煙草価格の上がり方が半端ないので

さて、どうしたものか。

 

そんな折に何か月ぶりに

若い頃は、上の写真とわりかし似ていた

高校時代の友人との電話の話の中で、

友人が15年以上も続けていた禁煙を止めて、

再び喫煙を始めたと聞いてビックリ!

 

色々とあるのだと思うのだけれど、

しかし、なんか勿体ないですね。


「禁煙程簡単なものはない、

私は今まで10回以上も禁煙に成功した。」

なんて言う禁煙の難しさを表現した言葉に

友人の一件は当て嵌まりますが、


ポジティブに捉えると、

15年以上禁煙に成功したとも言える訳で、

禁煙は数週間吸って、

また数年禁煙する位な緩い感じで

十分に合格点だと思うのです。


そして、

「絶対に手を出さないぞ!」的にやるよりも、

今日禁煙に成功したらOK。

明日になったら今日も挑戦位の方が

(明日から始めるではなく、今日始めて明日まで。)

上手く続くかもしれません。


まあ何よりも一番なのは、

自分に合ったやり方、ペースで

禁煙を決行することだと思います。


さてですが、

禁煙を成功させるために一番重要なことは、

動機(モチベーション)です。


自分が喫煙するパターンを調べて、

珈琲やお酒をさけたり、

食べ過ぎや過労に注意をしたり、


ついつい喫煙してしまう場所に

近づかないであるとか、

ちょっとした運動をしたり、

飴を口にしたり、お茶や水を飲んだり、

周りの人に禁煙することを宣言したり、

 

催眠療法や心理療法も

モチベーションを維持するための

補助的なものです。

 

この動機が私には全くありません。

なのですが、この前一週間だけ禁煙してみようと

急に思い立ち一週間だけ禁煙を行いました。


一番厳しい3日目と言われる吸いたい衝動も

拍子抜けする位に無くて無事に一週間を終えて、

やる気が全くゼロになる次の日からは

喫煙の再開となりました。


外国の話で、あるビジネスマンが

4人の子供達(二人の息子と二人の娘)に

少なくはない自分の財産を相続するための条件として、

遺言書に「喫煙をやめること」と

記してあったらしいのですが、

二人の息子は、喫煙を止められず

相続の権利を失ったそうです。


さすがに強いモチベーションを持てそうな状況ですが、

二人の息子は、モチベーションを持てなかったのではなく、

持たなかったのでしょう。

 

二人の息子にとって

NO・Smoking、NO・Ⅼife

だったのかも知れませんね。


煙草を吸わない人生も、吸う人生も

止めたり吸ったりする人生も

「素晴らしき哉、人生は。」かな。

 

催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計


投票ボタン

blogram投票ボタン