心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

3つのアプローチ

2010年10月11日 | 心理カウンセリング





以前、悩みの原因を突き詰めていくと

殆どの場合、~であるべきだ。~であってはならない。

そして、~に違いない。

の3つに行き着きます。



これら3つの内、

一つにアプローチをし解決することで、

悩みの状態から完全に抜け出すことが

出来ることもあります。



しかし、完全な解決までいかないと感じる場合には、

当然、次に他の2つの内の一つに

取り組むことになります。



この取り組みは出来るだけ連続で行うことがベストです。



その理由は、

一つが解決することで心の反応には変化が起きて、

それまでの状態より楽になり、

良い方向へと心が向きを傾けますが、

心の負担が軽減することで取り組みを中断した時、

まだ、解決し切らず残っている

他のネガティブ感情を生み出す要因が、

心の焦点をそこに引き込み状態を

元に戻そうとする可能性があります。



もちろん、一つの解決が良い心の反応をもたらし、

その勢力が大きくなり、

施療では解決していなかった要因を、

打ち破ってくれる可能性もあります。



心の反応がどのように動いていくのかは、

その時点の個人が持つ

心の柔軟さや経験などによって違ってきますので、

一つの取り組みで良いとか、

全部取り組み解決する必要があるとも言えません。



ただ、一つが解決したら

それで全てが解決するは限らないことを、

知っておくことが大切です。



一つが一旦解決し気持ちが楽になり、

そして、残された要因によって、

次第に元のような状態に戻っていこうとした時、

本人が、『やっぱり自分が変わることは無理だ。』という、

最初に述べた3つの内の一つ。

新たな『~違いない。』が加わる可能性があり、

それを防ぐことが出来るからです。


催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計


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