心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

原因と目的

2019年04月05日 | 心理カウンセリング

 

ー ヒンズー教の教え -

 

心が変われば、態度が変わる。

態度が変われば、行動が変わる。

行動が変われば、習慣が変わる。

習慣が変われば、人格が変わる。

人格が変われば、運命が変わる。

運命が変われば、人生が変わる。


私達は、個人が持つ未来への期待に基づいた

目的に向けて行動や態度を取っています。

 

しかし、その個人の行動や態度が

非生産的、破滅的、衰退的であり、

苦しみや辛さや伴うようなものであるなら

その人の現在の生き方の方向を変えなくてはなりません。


そのためには、

その個人が目指す目的を変えることに本気になることが

なによりも重要で、

その後に思考(意識)と気持ち(無意識)と行動を

一致させることに個人で、または施療で取り組むことになります。


船長が愚かだと船が山に登ると言いますが、

船長が正しい目的地に向かって船を進めようとしても、

実際に船を動かす船員達が動いてくれなければ、

船の進路は以前のまま変わらずに進みます。


船員たちが動いてくれない原因を解決しないまま、

船長がいくら正しい目的地を示しても

船は、船長の望む方向へとは進みません。


より良い目的を見定め、

その方向へ動くことを阻害するものがあるなら

その原因を解決することが重要になります。


●再就職する気になれないのは、

職場で酷いパワハラにあったから。


●恋愛をしたくないのは、

酷く裏切られた経験があるから。


●引きこもっているのは、

学校でいじめを受けたから。


●人に近づきたくないのは、

両親から虐待を受けたから。


●目指していた大学受験に失敗したので

自分は価値ある人間ではない。

 

上のようなことは、

出来事であって、理由であって、切っ掛けであり、

原因ではありません。


その個人が絶対的な規則かのように

自分の心に言い聞かせているものが真の原因です。


重要な真の原因を放置したまま解決を試みることは、

その痛みは、足が骨折していることが原因ですが、

カルシウムを摂取して脚の筋肉を鍛えることが大切なので、

「さあ、今から運動しましょう。」

って医者は言うようなものです。


催眠的に考えると、個人が無意識に行った

自己暗示が強烈に維持されている状態であり、

その自己暗示を解除することで、

それまでの航路から、より良い航路へと変更することが、

可能となります。

 

催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計


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