毎年恒例の兵庫・柳原の蛭子神社の十日えびす大祭に
今年も足を運んでまいりました。
私の場合、えびす大祭に参拝し終えると
ようやくお正月気分が切り替わるんですよね。
これまでも書かせてもらいましたが
兵庫・柳原蛭子神社のこじんまりとした敷地と
十日えびす大祭に参拝する人の多さとのギャップには
いつも驚かされます。
福海寺 大黒尊天
柳原蛭子神社の十日えびす大祭と同じ期間に
隣接する福海寺の大黒天のお祭り『大黒祭』も開かれるのですが
元々同じ期間だったのか柳原えびす大祭に便乗するために
大黒祭を設定したのかは分かりませんが
柳原えびす大祭の参拝者が流れ込んでいきます。
毎年、同じ場所で見る姿。
何歳位なんだろうか。
金粉を塗った顔とひしゃげた声で頑張っています。
いつまでも頑張って欲しいなあ。
柳原えびす大祭 境内
鳥居を潜ると人、人、人。
おしくらまんじゅう状態なので
一歩進んでは止まり、一歩進んでは止まり。
毎年、ここと拝殿の二ヵ所でお参りをするのですが
どちらか一ヶ所で良いような気も………
御利益が違うのだろうか。
毎年、そう思いながらも結局二ヵ所で参拝。
円安の所為なのか、
ロシアが訳の分からない戦争を始めた所為なのか分からんけど
突如としてオイルの値段が倍になり、
キャベツの値段が2.5倍になり、
お米が5㎏で千円程度あがり、
ありとあらゆるものの値段があがっているけれど
これ以前に近い価格まで戻ることがあるのだろうか。
そして福笹の価格も上がっているような………
東京から神戸に帰って来て
初めて柳原えびす大祭に参拝した時は、
不確かな記憶では千円位だったような………
柳原えびす神社 福笹
大きな熊手を抱えて帰宅する人の数も
気のせいかもしれないけれども少ないような気がします。
私には大きな熊手を購入するだけの
経済的なゆとりと精神的なゆとりを持ちたいものですが
今年も清水の舞台から飛び降りる気分で
福笹を購入ぅ~。
私の友人曰く
えびす大祭の参拝を終えたら
どこかに立ち寄ると福が逃げるとのこと。
それが友人の地域限定の考えなのか、
全国のえびす大祭の常識なのかは分からないけれども
なるほどと思えたりするので
清水の舞台から飛び降りたつもりで購入した福笹の
御利益が無効化したら堪らないので
念のためにどこにも立ち寄らず帰ります。