WBO世界スーパーフライ級2位の井岡一翔選手が、
同級1位のアストン・パリクテを破り、
日本人初の世界4階級制覇を達成しました。
日本人初の四階級制覇、おめでとうございます。
やっぱり井岡選手は上手かった。
これまで通りに井岡選手のボクシングは、
これからボクシングを始める人が手本であり教科書とすべきと思うほど、
素晴らしい技術を駆使したボクシングでした。
そして、試合運びも抜群に上手かった。
持てる技術を駆使して、やや優位から優位、優位から優勢、
優勢から勝勢、そして、相手を詰める。
将棋を見ているようでした。
ただ相手の選手の身体と比べてみると、
スーパーフライ級の身体(筋肉)が付いてきて
フライ級で戦い続けるのが厳しくなったので
スーパーフライ級にあげたようには見えなかった点が、
今後の防衛について心配になる所です。
違う言い方をすれば、まだ強くなる要素があるとも言えます。
あの時に何があったのか分かりませんが、
一年半かのブランクの期間が本当に勿体ないなあと
いまさらながらに思います。
年齢も30歳となり、力衰えず現役として戦える期間が
どれ位になるのか分かりませんが、
防衛しながら筋肉を付けていって欲しいと思います。
これからも応援させてもらいます。