心の扉 神戸カウンセリング花時計

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神戸舞子公園 旧武藤山治邸

2019年10月15日 | 名所巡り(兵庫)

明石海峡大橋と孫文記念館

 

孫文記念館から次の目的場所、

旧武藤山治邸洋館に向かっています。

 

 

 

舞子公園 石標

 

石標にポップな文字が彫られていました。

 

舞』の字に桜の花びら。『子』の字に何かの種?葉?

『公』の字に焼きいも?『園』の字に雪だるま。

舞子公園の4つの文字の中に

日本の四季を表す絵を組み入れているようです。

 

このような日本の漢字はないので読めないはずなのですが、

大方の人は、これを舞子公園と読んでしまえるのも

以前、書かせて頂いた

私達の脳が持つ補正能力の働きですね。

 

漢字テストの場合は、OUTではありますが、

何を伝えようとしているのかのテストだった場合は、

正解ですよね。

 

こういう文字は石標に彫り込むよりも

オブジェ的なものの方が合う感じがするのですが、

どうなんでしょうね。

 

 

 

舞子公園 旧武藤山治邸洋館

 

旧武藤山治邸洋館は、

鐘紡の中興の祖と言われる武藤山治氏が

舞子海岸に建てた住宅で、

 

明石海峡大橋建設に伴う国道2号線の拡張工事のため

舞子から垂水区狩口台へと移築されていたのですが、

平成19年に兵庫県に所有者のカネボウ(株)より寄贈されたことで

建物が元あった舞子公園内に移築されたようです。

 

この時の移築、修復、耐震工事の費用は4億円だそうで、

平成23年7月に登録有形文化財に登録されています。

 

 

 

 

円形のバルコニーが特徴の木造二階建ての洋館で

神戸北野の異人館にあっても違和感がない建物です。

 

一見華奢な建物に見える旧武藤山治邸洋館ですが、

阪神淡路大震災クラスの地震にも大丈夫なように

耐震工事をばっちりとしてあるそうです。

 

今後、旧武藤山治邸が中古物件で売り出されたら、

安心して購入できる物件の一つになること間違いなし!

「モデルルーム扱いすんなってか。」

 

 

 

旧武藤山治邸 管理棟内部

 

入館料は、100円です。

管理棟から入って受付を済まして直ぐの空間で、

階段の前には出演者控室の立て看板がありました。

ここ旧武藤山治邸洋館では

JAZZコンサートが定期的に開催されているようです。

 

神戸市で1923年に結成された

「ラッフィング・スター・ジャズバンド」が

日本で最初のジャズバンドで

神戸は日本のJAZZ発祥地と言われているようです。

 

 

 

 

管理棟と本邸を繋ぐ渡り廊下の大きな窓から

明石海峡大橋が見えます。

向こう側に見えるのは、くにうみの地で知られる淡路島です。

 

 

 

一階 食堂

 

 

 

 

このような当時の家具が置かれている感じが好みなんですよね。

タイムマシーンに乗って時空を旅した感じになれるんですよね。

 

 

 

食堂 暖炉

 

神戸異人館通りの上品で美しい洋館と

外観だけではなくて部屋の壁、暖炉、照明、室内の雰囲気も

すっごく似ているんですよね。

 

 

 

食堂 天井装飾と照明

 

 

 

広間

 

食堂の隣の部屋の広間。食事を楽しんだ後に広間に移動して

仕事や政治の話をしていたのかもしれません。

 

 

 

広間 暖炉

 

各部屋に暖炉があるのも北野異人館の洋館と同じですが

旧武藤山治邸の暖炉は使用することが出来ません。

 

理由は、文化財保護の意味もありますが、

それ以上に煙突が無いからです。

 

阪神淡路大震災で神戸相楽園の洋館「旧ハッサム住宅」の煙突が

屋根を突き破り2階の床をも突き破り落下して

建物に大きな被害が出たように

北野異人館通りの複数の洋館も煙突が落下しました。

 

旧武藤山治邸は、震災の時には山間の方にあって

被害は殆どなかったそうですが、

煙突が地震に弱いことが明らかになったので

耐震性のことを考えて煙突は撤去してあるそうです。

 

 

 

1階 広間の天井の装飾と照明

 

 

 

応接室

 

座り心地の良さそうな椅子があって座りたくなるのですが、

文化財のために使用は禁止と書かれています。

書かれてなくても普通は座れないっす。

 

 

 

応接室 天井装飾と照明

 

 

 

階段とステンドグラス

 

 

 

2階 貴賓室

 

さっきの応接室もそうでしたが

この貴賓室もカーペットの柄と椅子の柄が完璧にマッチ。

特注品だなこれは。

 

 

 

 

 

 

貴賓室 暖炉

 

 

 

2階 広間

 

 

 

 

2階の広間には武藤山治氏の肖像画が飾られているのですが、

この3つの肖像画の内の一つだったと記憶していて

、確か右側だったような……。

 

 

 

 

武藤山治氏の肖像がどれだったかあやふやになったのは、

この画の方が気になったからなんですよね。

リンカーンの肖像画?なんでまた?いや違うの?

 

 

 

 

神戸にあるどの洋館もシンプルで上品で

建物内に足を踏み入れると毎回心地良くさせてくれます。

 

 

 

書斎

 

左の大きな立派な絵があることで

書斎だけがスッキリした空間でなくなっているような……。

他に違和感なく収まる所が無かったのかも知れませんが、

ちょっと余計な気がするんですよね。

 

昔のテレビの番組で夫が一番欲しいものは何か?

インタビューを受けた夫の回答が

一番多かったのが書斎でした。

 

その番組を見て世の男性の知識欲、向上心が凄いなって、

そうじゃない自分と比べて愕然としたのを覚えているのですが、

実際は知識欲を満たすと言うよりも

一人で静かに過ごせる空間を欲しているようです。

 

 

 

階段前

 

 

 

 

 

 

旧武藤山治邸 庭からの眺め

 

 

 

円形ベランダ

 

 

 

旧武藤山治邸 正面

 

旧武藤山治邸内部には、

入館受付がある管理棟からとなっていますが、

本来の玄関は、海に面した通りから

少し中に入った所にあります。

 

旧武藤山治邸洋館は、

その当時を偲ばせる家具が配置されていて

私としては孫文記念館よりも楽しまさせてもらいました。

 

 

 

 

旧武藤山治邸洋館を後にして、

今度は駅の反対側(山側)にある

日本家屋の旧木下家住宅へと向かいます。

 

 

 

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