心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

その責任は誰に

2021年01月14日 | 雑感・愚見

 

1994年 JR姫路駅の上り線路内に

男女二人が侵入し新幹線が緊急停止しました。

この二人はホームで夫婦喧嘩した末に

興奮のあまりに線路に降りたとのことです。

 

 

これ詳しくは調べていなんですが、

こんなことで電車を止めると

腰が抜ける損害請求が来ると聞いているので

この夫婦は、どうなったんでしょう。

 

どちらかが「もう死んでやる!」って

線路に飛び降りたのか。

ただ騒ぎを大きくして相手を困らせてやろうと

線路内に飛び降りたのか。

 

どっちにしろこれって

私の許容範囲外の行動の臭いがします。

さらに記事に書かれていた興奮のあまり………。

記者がそう書いたのか、

線路上で夫婦喧嘩をしたどちらかが

そう言ったのか。興奮のあまり………。

 

私は随分と違和感を感じるんですよね。

興奮したんだから

そういうこともあるよね的な感じに。

 

揉み合った末に線路に落ちたのならまだしも

興奮して自ら線路に降りたんですからね。

興奮してようがしてなかろうが、

殆どの人は、線路に降りないっしょ!

 

興奮すると魔物が心に入り込み

その人物を動かしたんじゃないんですから

その行動を取ることを決めたのは本人。

 

どの程度の興奮か分かっていませんが、

この二人の暴走防止機能の設定では

線路に降りることを決定するだけの

興奮状態になったということです。

 

興奮は、切っ掛けであって

原因ではありません。

きっかけでしかないものを

原因かのように扱うと

問題の本質が見えなくなります。

 

興奮のあまり………。

記者が勝手に書いたのか、

本人達が語ったのか分かりませんが、

 

被害者と加害者と関係のない周りの人達が

被害者に救いの手や言葉をかけたり

許容の態度を示すのは自然だとしても

加害者に対しては、加害者が心から

反省を示してからだと思うのです。

 

加害者が反省もしてない内から

許しにかかったり救いにかかったり

優しく扱ったり………。

それではまたやりまっせ!

 

騒動の主の衝動的、攻撃的な行動は、

幼児の時の両親との

スキンシップの少なさが原因?分からんけど。

 

何か嫌なこと、気に食わないことがあると

無茶苦茶なことをして

私があんなことをしたのは

あなたの所為だ。あなたが悪い。

的な行動をする人がいます。

 

そして、

心優し過ぎると言うか、弱い人は、

本当は気が付いている自分の本心を

騙したり誤魔化したり麻痺させたりして

加害者は自分だ。悪いのは自分。

のメッセージを受け取り続けます。

 

壊れて温風しか出なくなったエアコンは

修理を依頼するか、買い替えることが

問題解決であって

 

エアコンのスイッチを切ったり、

入れないようにすることは

本当の問題解決ではありません。

 

本来の加害者が取るべき責任を

自分の所為だとして背負うことはナンセンス。

そして、

その加害者を助けていることには

ならないように思うのです。

 

また間違いなく自分が加害者である場合は、

その責任を胡麻化そうとするのはまだしも

誰かに責任を擦り付けることは悪質なので

 

私にとっては、総理大臣、教祖、パイロット等と

並ぶ絶対にやりたくないことの一つです。

 

 

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