1923年にアメリカで
レナード・ナ・ストーという男が
ネバダ州の刑務所を脱走し、
以来、46年間も自由な生活を送りました。
しかし、
1969年にカリフォルニア州で
自分の息子に密告され再逮捕されることに。
日本の法律の場合は、
犯人または逃走した者の親族が
犯人を匿ったり逃走を手助けした場合には、
犯人隠匿罪及び証拠隠滅の罪については
免除することが出来るとあったはずなので
犯人の息子が積極的に逮捕に協力しなくとも
親族が罪に問われることはないと思われます。
ただ、免除するではなく
免除することが出来るとあるので
免除するかどうかは裁判所の判断なので
罪に問われる可能性は0ではないようです。
アメリカの法律がどうであれ
日本の法律がどうであれ上のような場合に
身内の犯罪者を密告するのかどうか。
もうどちらも正しいと言えるし、
どちらも間違っているとも言える気がするので
もう善悪の外側にある事柄の様な気がします。
私が同じ立場に立った時に
まあ通報はしないで説得するかなと思いますが、
現時点ではどのような態度を取るのか
全く分かりません。
判断に大きな影響を及ぼすのが
犯人の親と自分との関係性や状況によって
その選択が違ってくると思われます。
仮に親や友人が重罪を犯そうとしている場合は、
それを止めさせるために本人を説得するでしょうし、
それが無理のようなら止めさせるために
警察に連絡をすることもあるかも知れません。
その理由は、それだけの怒りを感じる相手って
つまんない奴のはずですから
そんなつまんない奴のために
大切な人の人生が大きな犠牲を支払うって
バランスが全く取れてない感じがするんですよね。
重罪となる可能性があることが分かって
尚行動するならせめて映画『アルマゲドン』のような
人類を救うことになるようなことなら
泣きながら手を振って見送るかも。
アルマゲドン 主題歌