2000年 ベトナムの詐欺集団が
鉄の塊に牛の脂とペンキを塗り
ブラック・ブロンズという宝飾用素材に
見せかけて売却に成功。
ところが買い手側が偽札で支払ったために
偽物を売りつけた側が
あろうことか警察に通報したことで
両者共に逮捕されました。
これはもうキツネとタヌキの化かし合い状態。
自分のことを棚に上げてと言うのか、
一顧だにしないと言うのか、
嘘だろうとしか思えない犯罪者が世界にはいるようですね。
なので前回のマリファナのヤツも
同じなのかも知れないなと思ったりもするのですが
しかしなあ………
犯罪者の立場から見ると愚かとなるのでしょうけれど
警察の立場からすると自動的に犯罪者が
舞い込んでくるんですから有難いことになるのかな。
日本でのベトナム人の犯罪を少し調べてみると
ベトナム人の在留者数は、外国人全体の14%程ですが
検挙件数は35%で
外国人が関与する窃盗事件の半数近く、
万引きに至っては3件に2件が
ベトナム人の犯行だそうです。
ただ殺人などの暴力的な犯罪は、
中国人在留者と比べると少ないのが救いかな。
こうなる前は、ベトナム人の民度は
そんなに悪い印象が無かったので
在留者の犯罪率が高いだけでベトナム本国の治安は、
どうなんだろうと思って少し調べてみました。
ベトナム社会主義共和国の政治体制は、
ベトナム共産党による一党独裁体制の中で
日本での在留者の犯罪と同じ様に
殺人事件等の暴力的な事件は割合少ないようですが
ひったくり、スリ、置き引き、詐欺、ぼったくり等は、
ベトナムでは日常茶飯事のようなので
お金に関係する犯罪が多いと言うことでしょうか。
これからすると本国と似たような割合なので
犯罪者に甘い日本に行って
悪さをしてやろうと言うことではないようです。
日本政府が外国人が働きやすいようにと
規制を緩めた時から日本の治安が悪化することは
確定したことになるので
それらを推進した政治家達も同罪かなと思います。
そして、外国人在留者による治安の悪化が
日本全体にどのような影響を及ぼすんでしょうかね。
私が育った地域は、殆どの家に鍵が掛かっておらず
突然訪ねる同級生の玄関を開けて家の中に入って
〇〇君、遊びましょう。
向こう三軒両隣どころか
地域が仲間のような感じだったんですよね。
でも最近では、鍵が掛かっていないことの方が
少なくなっていることからも
じわりじわりと他人を疑う習慣が広がっています。
心理療法では、幼少期の体験が
今に強く影響を及ぼすと考えがありますが
犯罪が身近に当たり前のようにある環境で育った
子供達に心への悪影響があるように
鍵が掛かっていない地域で育った子供達と
鍵が掛かっている地域で育った子供達には
どのような影響の違いがあるのだろうか。
外国人在留者の犯罪の増加が
日本人の昔からの人情や心意気等に
悪い影響を深く及ぼさないことを願うばかりですし、
日本の社会や国民が悪影響を受けるのではなく
日本の昔からの人情や風土が
在留外国人達に良い影響を与えてくれることを
願ってやみません。