心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

雪見御所跡

2018年05月03日 | 名所巡り(兵庫)

荒田八幡神社の参拝を終えて

今回のメインの目的地、

雪見御所跡に向かいます。


雪見御所跡は、今回のメインの目的地ではあるのですが、

歴史的な建築物が残っている訳でもなく

あるのは石碑だけなんですよね。

 

菊水橋

菊水と言えば、菊水紋。

菊水紋と言えば、後鳥羽上皇に後醍醐天皇。

そして、楠木正成公(大楠公)。

何か関係ありそうな気もしますが良く分かりません。

 

石井川と天王谷川

左の石井川と右の天王谷川が合流して

湊川となります。

天王谷川にそって北へと上っていきます。

 

雪御所町の住所標識

雪見御所があった名残が、

現在の町名にも残っています。

室町幕府は、花の御所。福原京は、雪御所。

『花』と『雪』どちらも素敵な名称です。

 

こちらに住むと、住所を聞かれた時には、

「雪御所です。」と言えるので、

何かちょっと良いかも。

 

天王谷川

 

雪御所公園

 

春の花

野に咲く春の花。

あやめ?かきつばた?花菖蒲?

「いづれ あやめか かきつばた。」と言われるように、

ほんと分かんないです。

 

阪神大水害慰霊塔

雪御所公園内に立派な塔があったので

雪御所に関係する塔かと思って近づいたら

阪神大水害の慰霊塔でした。

 

説明書きを呼んで驚いた。


昭和13年の7月5日に発生した大豪雨によって

背後の山々が崩壊し、河川に流れ込んだ土砂が

神戸市を埋め尽くしたと書かれていました。

何々町をではなく、神戸市を。。。


当時の神戸市の全人口の72%、

全家屋の72%が被災したそうです。

半端ねえ凄まじさですね。


かつての神戸市は、度々氾濫する川が多かったので

コツコツと洪水対策で湊川を含め

河川整備に力を入れてきたようです。

 

春、外を歩くと色々な花が咲いていますね。

この花は、民家の塀の上に咲いていました。

 

 

平清盛像

平清盛像、イエーイ!

しかし、男前過ぎないか。

とにかく、イエーイ!

 

平清盛像

こちらにも平清盛像、イエーイ!

清盛が一杯。イエーイ!

 

 

雪見御所跡

 

平清盛の邸宅があったと考えられている場所に

『雪見御所旧跡』と彫られた石碑が置かれています。

 

雪見御所は、源氏との戦いで

平家自らが福原京の建物を焼き払い

南へ南へと敗走して行ったようなので、

平清盛公邸宅等の一部すら残っていませんが、

かつての幻の遷都の地は間違いなく

この一帯、この場所にあったのです。


ちなみにですが、

現在の神戸の福原は、明治以降に付けられた地名で

福原京とは関係がありません。


天王谷川をさらに上流に向かって進みます。

 

天王温泉跡

平清盛公等が浸かったと言われる温泉跡。


800年もの歴史があった天王温泉は、

神戸市の上下水道料金見直しに伴う

負担増の影響などもあり廃業。


ただの民間の温泉施設ではない

歴史的な遺構の温泉を

結果的に神戸市は、保護どころか追い込んだとは。。。

 

 

湊山温泉

歴史ある天王温泉廃業。

「なんだかなあ。」と思っていたら、

そこから100mも離れていない場所で

現在も営業を続ける湊山温泉がありました。


テレビの取材が入ったそうですが、

こちらも平家所縁の温泉?

 

天王温泉跡を少し北に進んだところに、

時代はグググっと現代に近づきますが、

勝海舟の寓居跡があるようなので立ち寄ることに。

 

グーグル・マップを見ながら

何度も行ったり来たり、

簡単に見つかるはずなのに有りません。見つかりません。

近所の奥さんにお話を聞いたら、

何とまあ、少し前に取り壊されて一般の住宅になっていました。

 

勝海舟寓居跡地

勝海舟の寓居跡の敷地内には、

反り橋もある立派な日本庭園もあったそうですが。。。

綺麗さっぱり跡形なく消え去っていました。


天王温泉と言い、勝海舟寓居跡と言い、

神戸市は文化財を大切にする気持ちが薄いのだろうか。


もしそうだとしたら、

「どげんとせんないかん!」

 

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