藤井聡太六段が詰将棋選手権で
大方の予想通り4連覇を達成したようですね。
問題の中には39手詰めもあるとか、
39手詰めですか。。。
私なんかは、5手詰めで座り直し、
7手詰め、9手詰めになると
必死でトライして解けたり解けなかったりですから、
39手詰めなんてフェルマーの定理クラス。
これはもう詰将棋の問題と言うより
作者の芸術作品と言えるレベルで、
作った方も作った方で、解く方も解く方で、
私からすると神々の所為です。
藤井聡太六段は、プロ棋士の中でも
すでにトップクラスの実力があることは、
これまでの棋戦で証明していますが、
まだ成長段階とのことで末恐ろしい限りです。
たからと言って
羽生さんのようになるとか、
羽生さんを越えていくかと言うと
まだまだ未知数です。
羽生さんの真の凄さ、素晴らしさ、恐ろしさは、
トップの実力を長年に渡り維持し続けてきたこと、
いや、強くなり続けたことです。
勉強でも、ダイエットでもそうですが、
短期間集中することは、そう難しくないのですが、
持続することが一番難しい。
これから恋愛をしたり家庭を持ったり、
そこでのゴタゴタで集中力が削がれたり、
年がら年中将棋を指していると、
いくら好きな将棋でも
今日は将棋を指す気分ではないなんて日もあったり、
この先、タイトルをいくつか奪取したりして
ある程度の成績を残した時に
本人も予想していなかった満足感、達成感によって
将棋への、勝負への情熱、意欲が涌いてこなくなることが
あっても不思議ではありません。
将棋ファンの一人として、
今話すと笑い話になるようなストーリーを
藤井聡太さんが、
現実の世界に実現していく過程を
見れるのではとワクワクしています。